不眠症は大きく分けて、1)寝つきが悪い場合、2)途中で目が覚める場合、3)朝早く目が覚める場合とあります。
睡眠薬にも、早く効いて早くきれるタイプと、比較的長い時間効いているものがあり、症状にあわせて使い分ける必要があります。
薬を処方してもらう前に、まず規則正しい生活をすることが大切です。夜の11時から朝の2時ごろまでメラトニンという物質が分泌されるので、その時間帯は寝るようにしましょう。寝つきの悪い人は、寝る前にお風呂に入って30分から1時間でふとんにはいるようにしましょう。お風呂から上がったあと体温が下がるときに眠くなりますので、比較的ねやすくなります。
また朝早く目がさめる場合は、うつ病などが隠れている場合もありますので早めに病院で相談しましょう。