(経過)5年前に脳出血を起こし、右半身の麻痺と言語障害がみられます。普段は車
椅子の生活です。
(症状)右上肢の筋のこわばり(痙縮)がみられ、肘が曲がり、手は握った状態で爪が
手に食い込んだ状態です。そのため痛みがあり、衛生上も問題があります。
(治療)緊張の高い腕の筋肉にボトックス注射を行ったところ、肘がある程度伸びて、
手も広げやすくなり爪もつみやすくなりました。この効果は数ヶ月続きます。見た目の
効果もそうですが、ご本人の満足度が高いようです。
脳卒中、後遺症、こくぶ脳外科・内科クリニック