片頭痛の中に前兆のあるタイプのものがあります。
多くは閃輝暗点と言って、20分程度目の前にギザギザしたものが見えたりぼやけたりします。
脳の後頭葉という部分が視覚に関わっており、cortical spreading depressionという変化に伴って起こります。
頻度は少ないですが、言語障害がでる場合もあります。
これは同様の変化が脳の言語野に起こると考えられます。
これらの変化は5分から60分未満続くのが定義ですが、実際は20分程度が多いよいです。
前兆のあと頭痛がみられますが、前兆のみの場合もあり注意が必要です。
こくぶ脳外科・内科クリニック
ー頭痛アンケート協力のお願いー
慢性頭痛のある方にアンケートをお願いしております。
周りの片頭痛の人がどのような状態なのかを知る機会になればと思っておます。
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