中性脂肪と悪玉コレステロールの関係
2021年02月13日
中性脂肪もコレステロールも同じ脂質のグループの中の一つです。
中性脂肪はエネルギーの元になり、コレステロールは細胞骨格やホルモンなどに関係しており役割が異なります。
どちらも数値が高いと動脈硬化の原因になります。
中性脂肪が高いと悪玉コレステロールのサイズが小さくなり、動脈硬化をより起こしやすくなるようです。
特に食後に中性脂肪が高くなる場合は注意が必要です。
こくぶ脳外科・内科クリニック
片頭痛に伴う脳梗塞
2021年02月06日
片頭痛に伴う脳梗塞の報告はありますが非常にまれです。
多くは閃輝暗点などの予兆を伴う人にみられるようで、後頭葉に起こりやすいようです。
脱水や過凝固の状態が重なると脳梗塞を起こしやすくなるようです。
大脳皮質拡散性抑制が虚血と関連している可能性が指摘されています。
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首が原因で起こる頭痛
2021年01月30日
首の筋肉の緊張亢進などが原因で起こる頭痛を「頸原性頭痛」と言います。
左の首が原因で左側に頭痛が起こるなど、同側に起こるのが特徴です。
上位の頚髄神経が三叉神経脊髄路核に入力するため、クロストークにより、頚部の痛みが頭痛を起こすと考えられています。
この場合の頭痛の治療は、姿勢の注意やストレッチなどが中心になります。
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上を向くと手がしびれる
2021年01月23日
上を向くと手がしびれる場合は頸椎椎間板ヘルニアの可能性がります。
頸椎の椎間板が後ろに飛び出すことで神経を圧迫しその神経が支配している領域がしびれたり痛みが出たりします。
上を向くと神経の圧迫がより強くなり症状が悪化することがあります。
椎間板ヘルニアによる症状が強い場合は手術が必要になる場合もあります。
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脳卒中後の筋肉のこわばり
2021年01月16日
脳卒中による半身麻痺後に筋肉が硬くなることがあります。
これを痙縮と言います。
肘や手首が曲がって手を握ってしまいます。足は足首が伸びてかかとが地面につかなくなります。
これに対して「ボトックス」治療が有効な場合があります。
硬くなった筋肉に注射することで、手足の動きが改善する場合もあります。
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20歳代から40歳代によくある頭痛
2021年01月09日
年齢の違いで起こりやすい頭痛が違います。
20歳代から40歳代によくある頭痛は「片頭痛」です。
50歳代以上になってくると「脳卒中」や「脳腫瘍」などの可能性が高くなります。
片頭痛では、吐き気や光音の過敏、動くと悪化するなどの症状を伴います。
薬はトリプタンなど片頭痛用の薬が有効です。
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年末年始のお休み
2020年12月23日
12月29日(火)から1月3日(日)までお休みです。
1月4日は通常の診療になります。
12月28日(月)は18:00で受付終了です。
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脳梗塞によるめまい
2020年12月19日
めまいの原因の中に一つに脳の血管が詰まっておこる脳梗塞があります。
特に小脳や脳幹を栄養する椎骨脳底動脈系の脳梗塞で起こりやすいです。
脳梗塞からのめまいは、めまい以外に手足のしびれや麻痺、言語障害などの症状を伴うことがあります。
また高血圧や糖尿病、コレステロールが普段高い人になりやすいのが特徴です。
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半身のしびれ
2020年12月05日
体の右半分または左半分のみがしびれる場合は脳梗塞や脳出血などを疑います。
脳の血管が詰まりやすいところに、半身の感覚を支配する神経が集中していることが原因です。
寒くなると脳卒中が増えるので注意が必要です。
脳梗塞や脳出血を起こしやすい方は、以前から高血圧のある方です。
普段から血圧を下げておくことが脳卒中の予防になりますので、降圧剤が必要な場合もあります。
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物とられ妄想
2020年11月21日
物とられ妄想は、認知症の方に時々みられる症状です。
どこかに置き忘れているにも関わらず、認知症が原因で誰かに盗まれたと言ってしまいます。
身内の人を犯人と考えることがあり、家族内でトラブルになることもあります。
日本人の女性に多くみられるようで、社会的は背景も要因として考えられているようです。
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