認知症予防のための対策
2019年07月06日
脳卒中と認知症の予防は同じような対策になります。
高血圧が大きなリスクファクターであり、1日6g以下の減塩が勧められています。
高血圧以外にも、糖尿病、脂質異常症、肥満、うつ病、喫煙なども注意が必要です。
中年期以降の生活習慣病が高齢期の認知症の原因になるので、若い時から積極的な治療が将来の認知症の予防になると思われます。
こくぶ脳外科・内科クリニック
寝るときに足が熱い?
2019年06月29日
日中は問題ありませんが、寝る時に布団に入ると足が熱くなって寝付けなくなる場合があります。
足が熱く感じるため足を布団から出してしまいます。
これば「むずむず脚症候群」の可能性があります。
足がむずむずというよりも熱く感じる場合があり人によって違います。
これは脳が原因で起こってくる病気で、中高年の方に時々みられます。
薬が効く場合がありますので病院で相談してみてください。
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高齢者の急な腰痛
2019年06月22日
高齢者の急な腰痛は、腰椎圧迫骨折の場合があります。
特に女性の場合は骨粗鬆症が見られるため骨折しやすいです。
つまずいたり、しりもちをついただけで骨折をすることがあります。
レントゲンでは最近骨折したものかどうかわかりにくい場合があり、腰のMRI検査が診断に有効です。
予防のためには運動や食生活が大切で、骨粗鬆症の薬が必要な場合もあります。
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脳ドックと未破裂脳動脈瘤
2019年06月15日
未破裂脳動脈瘤は脳ドックなどMRA検査を行ったときに偶然発見されることがあります。
30歳以上の成人では比較的高頻度にみられます。
脳動脈瘤はくも膜下出血の原因になり、形や大きさ、できた場所によっては治療が必要になってくる場合があります。
高血圧のある人、喫煙者、脳卒中の家族がいる場合には特に注意が必要です。
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脳卒中予防と食事
2019年06月08日
脳卒中を予防するためには「減塩」が推奨されています。
1日の食塩摂取量は6g以下が目標です。
動脈硬化予防目的で、野菜、果物の摂取、低脂肪食、魚類、、大豆、海藻、きのこ、未精製穀類の摂取が推奨されています。
また食事はカロリーオーバーに注意が必要です。
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認知症と頭部MRI検査
2019年06月01日
認知機能低下の原因として「脳小血管病」があります。
頭部MRI検査で、無症候性脳梗塞、大脳白質病変、脳微小出血がみられることがあります。
血管性認知症の原因として最も多いのが、脳小血管性認知症です。
頭部MRI検査でこのような所見がある場合は、認知機能の詳しい検査が必要です。
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頭痛と脳腫瘍
2019年05月25日
頭痛もちではない人が、最近になり頭が重いなどの症状が持続する場合は脳腫瘍などの可能性もあります。
脳腫瘍にも良性のものから、悪性のものまでさまざまあります。
良性の脳腫瘍であるとまずは手術が検討されます。
悪性の脳腫瘍は放射線治療や化学療法が必要になってくる場合もあります。
普段ない頭痛が継続する場合は病院で相談しましょう。
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夜はちみつダイエット
2019年05月14日
最近出版された「ダイエット」に関する書籍です。
ダイエットを考えている人に参考になる情報が書かれており、お勧めです。
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頭を打撲したあとの脳出血
2019年05月11日
頭部を打撲したあと、約1か月かけて脳出血を起こすことがあります。
これを慢性硬膜下出血といいます。
頭を打った直後は問題なくても、しばらくしてから血液が脳にたまってきます。
高齢者の方に多く、軽い打撲でも起こることがあります。
出血が脳を圧迫する場合は手術が必要になる場合もあります。
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突然の頭痛とくも膜下出血
2019年04月20日
今まで頭痛のなかった人が突然頭痛を起こした時は、くも膜下出血の可能性もあります。
くも膜下出血は脳の血管に脳動脈瘤ができてそれが破裂することで発症します。
治療としては破裂した動脈瘤に対してクリップをかけるかカテーテルで動脈瘤をふさぐ方法があります。
頭のMRI・MRA検査をすることによって出血する前の脳動脈瘤を見つけることもできます。
今までにない頭痛が起こった場合は早めに病院に受診してください。
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