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脳卒中による認知症

2018年03月09日

以前は脳卒中を繰り返すことで認知症になると考えられていましたが、臨床的に脳卒中のイベントがないにもかかわらず、多発性に脳梗塞を起こし白質変性を起こして認知症になる場合が多くあります。

 

認知症はアルツハイマーが最も多いですが、高齢者の場合は脳血管の障害を伴っている場合が多いようです。

 

生活習慣病の予防が認知症の悪化に大切です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


脳の静脈が詰まる急な頭痛

2018年03月03日

脳の動脈が詰まる病気が脳梗塞です。

 

脳の静脈が詰まる病気があり、脳静脈洞血栓症といいます。

 

急な頭痛や嘔吐で発症することがあります。

 

脳の検査で静脈洞という部位が閉塞しており、場合によっては脳出血を起こすこともあります。

 

まれな病気ですが、突然の頭痛がある場合は注意する必要があります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

 


てんかん発作と片頭痛

2018年02月24日

てんかんと関連する頭痛として、てんかん発作後頭痛がります。

 

これは痙攣発作後に起こる頭痛で、比較的よく起こります。

 

片頭痛がてんかん発作の誘発因子となる場合があり、これを片頭痛てんかんといいます。

 

片頭痛とてんかんは発症のメカニズムが近い部分もあります。

 

てんかんのなりやすさは一般の人より片頭痛もちの方が高いと言われています。

 

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長引く咳

2018年02月10日

長引く咳で多いのは、ウイルスなどの感染のあとに起こる「感染性咳嗽」です。

 

それ以外に高齢者の場合は結核やがんなどの可能性もあります。

 

マイコプラズマなども咳の原因になりますが、流行している場合は注意が必要です。

 

診断後は抗生物質などによる治療が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


急な背中の痛み

2018年01月27日

背中が痛くなる場合、内臓からのものか筋肉は骨からのものが疑われます。

 

高齢者の場合は脊椎の圧迫骨折がよく見られます。

 

骨密度が低い場合は起こりやすく、再発もしやすいです。

 

骨折以外にも転移性腫瘍や化膿性脊椎炎、強直性脊椎炎などもあります。

 

症状が続く場合はMRIなど検査が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

 


軽い頭部打撲後に続く頭痛

2018年01月20日

軽く頭を打っただけでも、その後頭痛が慢性的に持続することがあります。

 

これを「外傷後頭痛」といいます。

 

もともと片頭痛などをもっている人に起こりやすいと言われています。

 

頭部外傷を契機に素因としてある頭痛が発症すると考えらえます。

 

治療はもともとの頭痛に対しての処方が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


骨を刺激すると骨が強くなる。

2018年01月13日

年齢とともに骨密度は低下していきます。

 

骨密度が低下すると骨折しやすくなり、高齢者の場合は入院治療中に認知症が悪化したりするリスクも高まります。

 

運動などで骨に刺激を加えると、骨が増殖していきます。

 

反対に座ったり寝てばかりの生活をしていると骨が刺激されないため弱くなっていきます。

 

定期の運動で骨を刺激しましょう。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


急に言葉がもつれる

2018年01月06日

急に言葉がもつれてしゃべりにくくなる場合は脳梗塞の可能性があります。

 

脳梗塞は脳の血管が詰まる病気で、詰まる部位によって症状が異なります。

 

脳梗塞になっても症状が出ない場合もあり、これを隠れ脳梗塞といいます。

 

高血圧、糖尿病、喫煙している人などは脳梗塞のリスクが高くなります。

 

症状のある人は早めに病院受診してください。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


頸動脈の狭窄と超音波

2017年12月16日

頸動脈に狭窄があるかどうか超音波検査で調べることができます。

 

頸動脈の内膜が厚くなっていたりする場合は動脈硬化があると考えられます。

 

血管の狭窄が強くなると血栓ができて、脳梗塞の原因になることがあります。

 

血管に狭窄がある場合はまずは高血圧、糖尿病、喫煙などのリスク因子をしっかりと管理する必要があります。

 

また頸動脈に狭窄がある場合は心臓の血管に狭窄を伴う場合があり心筋梗塞などにも注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


年をとると認知機能が低下する理由

2017年12月09日

年をとると認知機能が低下しますが、これは神経細胞がへるからではないそうです。

 

脳で実際にへるのは神経線維だそうです。

 

若い時は神経の突起がよく茂っているようですが、年と共にまばらになるようです。

 

その結果情報伝達が悪くなり認知機能の低下、記憶力の低下がおこります。

 

若いときに脳をよく使って神経の突起をたくさん作っていた方が、年をとってから認知機能は保たれやすいと考えられます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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