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高齢者の急な立ちくらみ

2017年03月25日

寝ている状態では血圧は正常で、起き上がった時に血圧が20以上下がる場合は起立性低血圧が疑われます。

 

高齢者によくみられる症状です。

 

原因として、糖尿病やパーキンソン病などの病気、脱水や感染症などがあります。

 

注意が必要なのは、血圧の薬や安定剤が引き金になって起こる症状です。

 

その場合は薬の調整が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


朝の頭痛と睡眠時無呼吸症候群

2017年03月18日

朝目が覚めた時に頭痛がする場合があります。

原因にはさまざまなものがあります。

脳腫瘍や片頭痛で朝の頭痛がみられることもありますが、睡眠時無呼吸が原因になることがあります。

本人はわかりませんがご家族に聞いてみて、いびきが多いとか呼吸が止まっていることがあるなどの指摘があれば疑われます。

治療はCPAPという方法があります。

無呼吸症候群があると将来脳卒中や心筋梗塞になるリスクがあるので注意が必要です。

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風邪をひいたあとの匂いの障害

2017年03月04日

風邪をひいた後に匂いが回復しないことがあります。

 

これは風邪で鼻の粘膜が腫れることによって起こる場合があります。

 

また風邪のウイルス自体が嗅覚の神経を損傷してしまう場合があるようです。

 

においの神経は再生する能力が高いですので、しばらくすると回復してくることも多いようです。

 

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回転性めまいと片頭痛

2017年02月18日

ぐるぐる回るめまいの原因の一つとして前庭性片頭痛があります。

 

耳の奥の前庭と言われる部分がめまいに関係していています。

 

頭痛を伴わずめまいのみ起こる場合もあり、診断が難しいこともあります。

 

以前から片頭痛がある方でめまいを繰り返す場合は、片頭痛に伴うめまいを考える必要があります。

 

治療は抗めまい薬ではなく、片頭痛の治療になります。

 

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交通事故後の長引く頭痛

2017年02月13日

事故後の長引く頭痛の中の一つに、脳脊髄液減少症があります。

 

事故が原因で脳脊髄液が漏れることで、髄液の圧が低下して起こります。

 

典型的な症状は、起き上がると頭痛が始まり寝るとおさまるということです。

 

頭痛以外に、めまい、立ちくらみ、耳鳴り、目がぼやける、頚部痛なども伴います。

 

MRI検査は診断に有用な場合もありますので病院で相談を。

 

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大脳白質病変について

2017年02月04日

頭部MRI検査にて脳の一部が白くなっている場合があります。

 

大脳白質病変といいますが、脳の虚血が原因で起こります。

 

この変化が多いと脳卒中や認知機能障害になりやすいと言われています。

 

白質病変を起こす原因は高血圧です。

 

若い時から血圧に注意することが脳の虚血を予防するのに大切です。

 

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危険な頭痛(二次性頭痛)

2017年01月21日

一般によくある頭痛として片頭痛や緊張型頭痛があります。

 

生命に危険があることは少ないですが、その中に危険を伴う二次性頭痛が隠れていることがあります、

 

血管系の異常として、くも膜下出血、脳梗塞、動脈解離、静脈洞血栓症、RCVS、血管炎などがあります。

 

出産後の頭痛には子癇、硬膜穿刺後頭痛などがあります。

 

血管性の頭痛は、急に発症するのが特徴です。

 

若い人でも起こることがあるので注意が必要です。

 

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不思議の国のアリス症候群と片頭痛

2017年01月14日

実際に見ているものが大きくなったり小さくなったりする症状を変視症と言います。

 

変視症は不思議の国のアリス症候群の症状の一つです。

 

片頭痛もちの人の前兆の症状の一つです。

 

不思議の国のアリスを書いたルイス・キャロルも片頭痛もちであり、同様の症状があったのではないかと考えられています。

 

特別な治療法はありませんが、一般に片頭痛の治療をすることになります。

 

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若い人の脳梗塞

2017年01月07日

脳梗塞は主に動脈硬化によって血管が詰まって起こります。

 

高血圧や糖尿病によって動脈硬化が進み脳梗塞になりやすくなります。

 

40-50歳代の人で脳梗塞を起こす場合は通常の脳梗塞を原因が異なる可能性があります。

 

モヤモヤ病、抗リン脂質抗体症候群、先天性の血栓症素因なども考える必要があります。

 

また、心臓の壁に穴があいている場合や、不整脈がある場合に心臓に血の塊ができて、脳梗塞を起こす場合もあります。

 

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飲酒と脳卒中

2016年12月24日

適量の飲酒脳卒中を減らす効果が指摘されています。

 

一方で大量の飲酒脳卒中のリスクを高め、脳内出血やくも膜下出血を増やすようです。

 

適量のアルコールの効果は凝固機能に作用して、血管が詰まりにくくさせる作用があるようです。

 

特に日本人に多いラクナ梗塞が少ないと報告されています。

 

脳卒中以外でも大量の飲酒は体に負担が多いので注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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