HOME › ブログ

ブログ

足の浮腫み

2016年09月17日

足が浮腫むことはよくありますが、さまざまな原因があります。

 

気を付けないといけないのは、心臓、腎臓、肝臓など異常からくる浮腫みです。

 

その他、甲状腺機能低下症、糖尿病のある人もむくみやすいです。

 

高齢者の場合は、薬の副作用例えば痛み止めや血圧を下げる薬でもなりやすいです。

 

若い女性で夕方になると足に浮腫みがでる場合は、特発性浮腫が多いです。

 

症状に合わせて治療が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


首が痛くて血圧が高い場合

2016年09月10日

高血圧があり突然の首の痛みの場合は「椎骨動脈解離」が疑われます。

 

これは脳の血管の壁に出血しておこる頭痛で、拍動性が見られます。

 

血管の壁が破れるとくも膜下出血になりますし、血管が閉塞すると脳梗塞になります。

 

肩こりから来たものと勘違いされることもあり注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


高齢者のてんかん

2016年09月03日

高齢者のてんかんは比較的多く、小児の2-3倍と報告されています。

 

全身けいれんを起こすようなてんかんではなく、一時的な無反応や健忘を繰り返すのが特徴です。

 

一過性脳虚血発作と間違えられます。

 

アルツハイマー型認知症のある人もてんかんを合併しやすいようです。

 

てんかんの薬が症状改善に有効です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


パーキンソン病の低血圧と便秘症状

2016年08月27日

便秘はよくある症状で、原因もさまざまなものがあります。

パーキンソン病が発症する前に、便秘や低血圧などの自律神経症状をきすことがあります。

パーキンソン病は手の震えや歩行障害など運動症状がでるのが特徴です。

そのような症状がでる前にまず初期症状として便秘など自律神経症状がでることがあります。

レビー小体脳幹部から広がってくるのが原因と推測されています。

こくぶ脳外科・内科クリニック


ふくらはぎが痛くて眠れない?

2016年08月20日

寝床に入ると、足が火照る感じが続きじっとしていられなくなるような場合は、レストレスレッグ症候群が疑われます。

 

この病気は足の異常感覚に伴って足を動かしたくなるというものです。

 

脳内のドパミンが関与していると言われていますが原因は明らかではありません。

 

不眠症の原因の一つです。

 

ドパミン作動薬というタイプの薬が有効な場合がありますので病院で相談しましょう。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


片頭痛と心房中隔欠損症

2016年08月06日

心臓の右心房と左心房が大人になっても閉じない場合があります。

 

これを心房中隔欠損症といいますが、無症状のことが多く問題になることは少ないようです。

 

片頭痛のあるかたで心房中隔欠損症を認めることがあり、その関連性が指摘されています。

 

心房中隔を閉じる手術をすることで片頭痛がよくなるかどうかは、よくなる場合もあるしよくならない場合もあるようです。

 

現時点ではその関連性はまだ不明とのことです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


認知症を予防する食事は?

2016年07月30日

認知症と食事に関してさまざまな報告がありますが、認知症の発症を予防したり進行を抑えるような確定的なデータはまだ得られていないようです。

 

ビタミンCやEなどの抗酸化物、多価不飽和脂肪酸などは有効という報告と無効という報告があります。

 

野菜や魚なども予防効果があるという報告とないという報告があり結論は明らかではありません。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


片頭痛の予防とサプリメント

2016年07月23日

片頭痛の治療にた頭痛が起こったときに使うトリプタンと頭痛を起こさせないようにする予防薬があります。

 

予防薬の中にはサプリメントが有効な場合があります。

 

マグネシウム、ビタミンB2、feverfewが片頭痛の予防に有効な可能性があります。

 

feverfewはハーブの一種です。

 

その他NSAIDSも片頭痛の予防に有効ですが、長く使用すると薬物乱用頭痛の原因になるので注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

 

 

 

 


認知症を疑う症状

2016年07月16日

普通の物忘れと認知症は違います。

 

認知症は脳の病気で、物忘れ以外にも症状があり以前できていたことができなくなることが特徴です。

 

例えば、料理など段取りよくできなくなった、買い物でお金が正しく払えない、家計が管理できないなどです。

 

物忘れに加えて怒りっぽくなるなどの感情障害も認知症を疑います。

 

本人は気づかない場合が多いですので、家族が気づいた場合は病院受診をお勧めします。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


腎臓病と脳卒中

2016年07月02日

慢性腎臓病(CKD)脳卒中の危険因子の一つです。

 

腎臓の機能が落ちてくると脳卒中になりやすくなってきます。

 

それを予防するためには生活習慣の改善と血圧の管理が大切です。

 

特に血圧は大切で、目標血圧は130/80mmHg未満です。

 

血圧の薬はACE阻害剤やARBといったタイプの薬が推奨されています。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


このページの先頭へ