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認知症を疑う症状

2016年07月16日

普通の物忘れと認知症は違います。

 

認知症は脳の病気で、物忘れ以外にも症状があり以前できていたことができなくなることが特徴です。

 

例えば、料理など段取りよくできなくなった、買い物でお金が正しく払えない、家計が管理できないなどです。

 

物忘れに加えて怒りっぽくなるなどの感情障害も認知症を疑います。

 

本人は気づかない場合が多いですので、家族が気づいた場合は病院受診をお勧めします。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


腎臓病と脳卒中

2016年07月02日

慢性腎臓病(CKD)脳卒中の危険因子の一つです。

 

腎臓の機能が落ちてくると脳卒中になりやすくなってきます。

 

それを予防するためには生活習慣の改善と血圧の管理が大切です。

 

特に血圧は大切で、目標血圧は130/80mmHg未満です。

 

血圧の薬はACE阻害剤やARBといったタイプの薬が推奨されています。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


かくれ脳梗塞

2016年06月25日

本人が気が付かないうちに脳梗塞を起こしている場合があります。

 

ラクナ梗塞穿通枝といわれる血管が詰まることによる脳梗塞ですが、知らないうちにできていることがよくあります。

 

原因は高血圧などによる血管壁の変性(リポヒアリン変性)が原因です。

 

小さい脳梗塞ですが、たくさんできると血管性認知症パーキンソン症候群の原因になるので注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


両手両足先のしびれ

2016年06月18日

しびれの中に、両手と両足のしびれがでることがあります。

 

これをglove and stocking型のしびれと言います。

 

グローブが手でストッキングが足ということと思います。

 

原因は様々で、糖尿病やアルコールなどが原因でなることが多いです。

 

その他、血管炎、悪性腫瘍などが隠れている場合があり注意が必要です。

 

運動障害を伴う場合はギランバレーなども考えられます。


頭痛の時の自己注射

2016年06月11日

片頭痛や群発頭痛がひどくて、飲み薬が効かない場合は、自宅でする注射があります。

 

飲み薬と比較して、急速に薬を体内に入れるため、有効性が高いです。

 

しかし副作用のリスクも高くなりますので注意が必要です。

 

実際に当院で使用した経験でも、飲み薬の痛みどめが効かない場合でも注射薬であれば有効な場合があります。

 

頭痛薬が効かない場合は病院で相談してみましょう。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


脳が原因のめまい

2016年06月04日

脳が原因のめまいは、めまいに加えていろいろな神経症状がみられることが多いです。

例えば、頭痛、言葉がもつれる、物が二重に見える、半身のしびれ、歩行障害などです。

脳の検査では小脳や脳幹部に脳梗塞や脳腫瘍がみられる場合があります。

めまいは三半規管が原因のことが多いですが、その他不整脈など心臓が原因の場合もあります。

高齢者のふらつきは、筋力低下、視力障害、パーキンソンニズムなどが原因で起こることもあります。

 


片側の腕のしびれ

2016年05月21日

片側の肩から首、腕のしびれがある場合は、胸郭出口症候群の可能性があります。

 

この病気は、首のあたりで肋骨や筋肉によって神経や血管が圧迫されることによって起こります。

 

20-30歳代のなで肩の女性によくみられます。

 

腕をしばらく上げていると症状が悪化する場合に、この病気が疑われます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


脳卒中を疑う症状

2016年05月14日

脳卒中には、血管の詰まる脳梗塞と血管が裂ける脳出血があります。

 

その鑑別は脳の検査が必要ですが症状から脳卒中かどうか判断します。

 

片側の顔面麻痺、片側の上肢麻痺、言語障害3つの中で一つでもあれば脳卒中を疑います。

 

特に中高年の年代で、高血圧や糖尿病などがある方はリスクが高くなります。

 

このような症状があれば早めの病院受診を。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


水頭症と治る認知症

2016年05月07日

認知症の中にも治療することでよくなるものがあります。

 

正常圧水頭症と言って、脳の中の髄液の循環が悪くなり水がたまってしまうことにより

物忘れ症状がでることがあります。

 

物忘れに加え活動性の低下や不安がみられる場合はこの病気が疑われます。

 

この病気は手術をすることによってよくなる場合があります。

 

診断には脳のCTやMRIなどの検査が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


アルツハイマー病は遺伝するか?

2016年04月25日

アルツハイマー病の中で遺伝するものがありますが、それば全体の10%以下のようです。

遺伝子が関係するものの中にAPOEというものがあります。

その中のAPOE4というタイプの遺伝子を持っている方はなりやすいと言われています。

この遺伝子をもっていると脳の中にアミロイドがたまりやすくなります。

9割はの人は遺伝とは関係なく発症します。

主には高血圧や糖尿病などの生活習慣病に注意して生活することが予防になります。

こくぶ脳外科・内科クリニック


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