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睡眠中の頭痛

2016年04月16日

夜間に頭痛で目がさめてしまうことがあります。

 

睡眠時頭痛といって夜間に鈍い痛みで目がさめる「その他の一次性頭痛」に分類されるものがあります。

 

片頭痛が夜間に起こると頭痛で目がさめたり、朝起きたらすでに頭痛がしていることがあります。

 

これは寝ている間に片頭痛発作が起こったと考えられ、片頭痛もちの人によくみられます。

 

その他群発頭痛ではある一定の時間に片方の目の奥の激しい痛みが起こり目がさめます。

 

特徴は1-2時間でおさまる頭痛で、いつも同じ時間に起こり1-2か月持続して止まります。

 

その他脳腫瘍やくも膜下出血などの可能性もあり、睡眠中の頭痛にはさまざまな原因があります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


頭痛と緑内障

2016年04月09日

緑内障眼圧が高くなる眼科の病気ですが、頭痛をおこすことがあります。

頭痛に加えて、視力低下、瞳孔に左右差がみられる、結膜が充血するなどの症状がみられます。

緑内障は失明するリスクもあります。

上記のような症状がある場合は早めに眼科受診しましょう。

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てんかんの症状

2016年04月02日

てんかんと言えば全身にけいれんを起こし意識がなくなるイメージがあります。

しかしそのような症状ばかりでなく軽い症状もあります。

例えば、手や肩がピクンとして、持っていたものを落とすなど、これば若年ミオクロニーてんかんの可能性があります。

急に怖い、さびしい、懐かしい感情が起こる場合は、内側側頭葉てんかんの可能性があります。

てんかんは100人に1人にみられるよくある病気で、誰にでも起こる可能性があります。

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パーキンソン病の治療

2016年03月28日

パーキンソン病は高齢の方にみられる病気で中年以降に発症します。

手が震えるなどの症状が特徴ですが、生活面においては体が動かないというのが問題です。

脳の中のドーパミンの低下が原因です。

治療はドーパミンの補充や、ドーパミンの受容体を刺激する薬が使われます。

年齢や症状に合わせて薬は使い分けられます。

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高齢者の骨格筋量の減少

2016年03月19日

高齢になると骨格筋量が低下し、自立を阻害し、いろいろな病気にかかりやすくなります。

 

これをサルコペニアと言います。

 

高齢になっても筋肉量の増加効果が得られます。

 

そのためにはレジスタンストレーニング(筋トレ)が必要です。

 

その他栄養補助をすることでより効果は得られます。

 

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夜間の携帯電話と片頭痛

2016年03月12日

片頭痛もちの人は脳が過敏であることが知られています。

 

特に光や音の刺激に対して過敏となりやすく、片頭痛の診断基準の一つになっています。

 

子供さんの片頭痛の原因の一つとして夜間の携帯電話が指摘されています。

 

携帯でSNSやゲームをすることで、その光刺激が悪化要因になります。

 

夜間の光刺激を避けることで片頭痛が改善する場合もあります。

 

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頭痛の前の生あくび

2016年03月05日

頭痛の前になるとやたら「あくび」がでるという方がいます。

片頭痛の前ぶれ症状のひとつにあくびがあります。

これは脳の中のドーパミンが片頭痛のときに関与してこのような症状がでます。

あくびがでる場合は片頭痛の可能性が高くなります。

この場合は抗ドーパミン作用のある吐き気止め薬をあらかじめ使用すると片頭痛自体

が落ち着く場合もあります。

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片頭痛の新しい治療

2016年02月29日

片頭痛の新しい治療にニューロモデュレーションという方法があります。

片頭痛の治療は昔と比較してずいぶん進歩しましたが、やはり薬が中心です。

ニューロモデュレーションとは脳を外から磁気などを使って刺激して片頭痛を止める方法です。

現在は日本では保険適当ではありませんがアメリカではすでに使用されています。

将来は頭痛が起こると刺激装置を使って脳を刺激して頭痛を止める方法が普及していくかもしれません。

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腸内細菌と病気

2016年02月13日

腸内には常に細菌がいる状態ですが、1000種類以上いると言われています。

人それぞれ異なったパターンの細菌が住んでいます。

大腸内の細菌が作った発がん物質が直接大腸に障害を与えたり、粘膜を介して全身に回り病気を起こす可能性も考えられています。

肥満や糖尿病も腸内細菌が関係していると言われています。

認知症も関連が指摘されています。

善玉菌を増やす食生活が大切なようです。

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未破裂脳動脈瘤について

2016年02月06日

脳動脈瘤はくも膜下出血の原因になります。

未破裂動脈瘤が破裂する危険率が高い人は、

高血圧のある方、50歳未満の若い人、動脈瘤が複数あるなどです。

また動脈瘤のサイズが5mm以上の人は出血しやすいと言われており、手術治療も検討が必要です。

動脈瘤が小さく、あまり変化がない場合は、経過観察でよい場合が多いです。

こくぶ脳外科・内科クリニック


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