効果的な記憶術
2016年01月09日
記憶には短期記憶と長期記憶があります。
記憶力にかかわるのは長期記憶で、主に海馬が関わっています。
海馬で必要とされた情報が大脳皮質に蓄えられます。
記憶されるときは神経のシナプスのつながりが強くなります。
繰り返し学習することでシナプスのつながりが強くなり記憶が強固になります。
結局、繰り返し覚えるのが最も効果的な記憶法のようです。
こくぶ脳外科・内科クリニック
認知症と筋力低下
2015年12月19日
加齢に伴って筋力が低下してくることをサルコペニアと言います。
年をとると若いときの筋肉量の6-7割に低下するようです。
筋力の低下した高齢者は認知機能の低下があり、アルツハイマーのリスクが高まります。
筋肉や筋力を維持することで認知機能の低下が防げる可能性があります。
運動することで脳内の神経栄養因子BDNFが増えることが報告されています。
こくぶ脳外科・内科クリニック
心臓からくるめまい
2015年12月12日
めまいの原因として脳からくる場合と耳からくる場合があります。
その他に心臓が原因となる場合もあります。
ぐるぐる回るめまいは耳からくるめまいの特徴ですが、心臓からのめまいの半数以上は回転性です。
起立性低血圧など血圧低下がめまいの原因となります。
不整脈なども原因としてあり、心電図などの検査が必要です。
こくぶ脳外科・内科クリニック
タバコやギャンブルがやめれない理由
2015年12月05日
タバコやギャンブルがやめれない理由は、脳の働き特に神経伝達物質のドーパミンが
関わっているからです。
ドーパミンの放出は人に快感をもたらします。
動物が生存に必要な条件が満たされた時に放出されます。
ニコチンがドーパミンの放出を促進します。
ギャンブルなどのリスクが脳の報酬系を刺激しドーパミンは放出されます。
その他にも、買い物依存や、マラソンなどランナーズハイ、努力して何かを達成するな
どもドーパミンが関与しているようです。
こくぶ脳外科・内科クリニック
ダイエットと頭痛
2015年11月30日
仕事が忙しい場合やダイエットの場合など食事ができない場合に頭痛が起こることがあります。
片頭痛もちの人に多くみられる症状です。
食事ができない時間が長くなればなるほど頭痛をおこしやすくなります。
このタイプの頭痛は低血糖が原因で起こるわけではないようです。
メカニズムはよくわかっていません。
こくぶ脳外科・内科クリニック
休日になると頭痛する?
2015年11月21日
日曜日など休日になると頭痛が起こる人がいます。
片頭痛もちの人に多くみられる傾向です。
片頭痛は血管が拡張して起こる頭痛です。
休日などリラックスした時は副交感神経が優位になるので血管が拡張しやすくなり
片頭痛が起こりやすくなっていると考えられます。
緊張状態から解放された時も同様のメカニズムで頭痛が起こりやすくなります。
休日の日もなるべくいつもと同じ生活リズムが勧められます。
こくぶ脳外科・内科クリニック
飛行機と頭痛
2015年11月14日
飛行機に乗った時に起こる頭痛を飛行機頭痛と言います。
一般に片側の目の奥が痛くなることが多いですが、
涙がでるなどの自律神経症状を伴わないのが特徴です。
多くは着陸態勢の時に起こるようです。
副鼻腔炎のある方は、副鼻腔の圧の変化で頭痛が起こることがありまた別の病気です。
こくぶ脳外科・内科クリニック
高齢者の頭痛
2015年11月07日
片頭痛などの一次性頭痛は比較的若い時に起こりやすい頭痛です。
若い時には頭痛もちでなく、高齢になってからの頭痛は二次性頭痛に注意が必要です。
具体的には、脳卒中や脳腫瘍、慢性硬膜下血腫などの外傷に伴うものがあります。
血管炎に伴うものとして側頭動脈炎などがあります。
高齢になってから起こった頭痛も場合は、MRIなどの脳の検査や血液検査などが
勧められます。
こくぶ脳外科・内科クリニック
片側の頭痛
2015年10月31日
頭の片側のみが痛い場合は「片頭痛」の可能性があります。脈打つ痛みで吐き気を伴
い、音や光に過敏になる場合は片頭痛の可能性が高まります。
しかし同じ頻度で片頭痛の場合両側性に頭痛が見られます。
一側の首肩こりがある場合も同側の片側に頭痛がみられることがあります。
頭痛がある部位と同側の首肩に痛みがある場合は「緊張型頭痛」が疑われます。
その他に片側に脳腫瘍や脳出血がみられる場合に片側に頭痛がみられることがありま
す。
こくぶ脳外科・内科クリニック
片頭痛の人はコレステロールが高い?
2015年10月24日
片頭痛のある人は血液中のコレステロールが高いと報告されています。
頭痛の頻度が多い人はさらに高い傾向にあるとのことです。
片頭痛(前兆のある)の人は、脳卒中のリスクが高くなるとの報告があります。
コレステロールが高いと動脈硬化のリスクが高くなるので、脳卒中の発症に関連している
かもしれません。
こくぶ脳外科・内科クリニック