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高齢者の骨格筋量の減少

2016年03月19日

高齢になると骨格筋量が低下し、自立を阻害し、いろいろな病気にかかりやすくなります。

 

これをサルコペニアと言います。

 

高齢になっても筋肉量の増加効果が得られます。

 

そのためにはレジスタンストレーニング(筋トレ)が必要です。

 

その他栄養補助をすることでより効果は得られます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


夜間の携帯電話と片頭痛

2016年03月12日

片頭痛もちの人は脳が過敏であることが知られています。

 

特に光や音の刺激に対して過敏となりやすく、片頭痛の診断基準の一つになっています。

 

子供さんの片頭痛の原因の一つとして夜間の携帯電話が指摘されています。

 

携帯でSNSやゲームをすることで、その光刺激が悪化要因になります。

 

夜間の光刺激を避けることで片頭痛が改善する場合もあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


頭痛の前の生あくび

2016年03月05日

頭痛の前になるとやたら「あくび」がでるという方がいます。

片頭痛の前ぶれ症状のひとつにあくびがあります。

これは脳の中のドーパミンが片頭痛のときに関与してこのような症状がでます。

あくびがでる場合は片頭痛の可能性が高くなります。

この場合は抗ドーパミン作用のある吐き気止め薬をあらかじめ使用すると片頭痛自体

が落ち着く場合もあります。

こくぶ脳外科・内科クリニック


片頭痛の新しい治療

2016年02月29日

片頭痛の新しい治療にニューロモデュレーションという方法があります。

片頭痛の治療は昔と比較してずいぶん進歩しましたが、やはり薬が中心です。

ニューロモデュレーションとは脳を外から磁気などを使って刺激して片頭痛を止める方法です。

現在は日本では保険適当ではありませんがアメリカではすでに使用されています。

将来は頭痛が起こると刺激装置を使って脳を刺激して頭痛を止める方法が普及していくかもしれません。

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腸内細菌と病気

2016年02月13日

腸内には常に細菌がいる状態ですが、1000種類以上いると言われています。

人それぞれ異なったパターンの細菌が住んでいます。

大腸内の細菌が作った発がん物質が直接大腸に障害を与えたり、粘膜を介して全身に回り病気を起こす可能性も考えられています。

肥満や糖尿病も腸内細菌が関係していると言われています。

認知症も関連が指摘されています。

善玉菌を増やす食生活が大切なようです。

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未破裂脳動脈瘤について

2016年02月06日

脳動脈瘤はくも膜下出血の原因になります。

未破裂動脈瘤が破裂する危険率が高い人は、

高血圧のある方、50歳未満の若い人、動脈瘤が複数あるなどです。

また動脈瘤のサイズが5mm以上の人は出血しやすいと言われており、手術治療も検討が必要です。

動脈瘤が小さく、あまり変化がない場合は、経過観察でよい場合が多いです。

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脳の老化について

2016年01月23日

脳の神経細胞は生まれてから基本的には増加せず減っていきますが、高齢になっても

大きく減ることはありません。

40歳代から少しずつ脳は萎縮して記憶力は低下していきます。

生活に支障をきたすレベルになると認知症と言います。

高齢になって脳萎縮があっても必ずしも認知症になるわけではありません。

神経細胞のネットワークを若い時から築いておくことが認知症予防に大切です。

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男の脳と女の脳の違い

2016年01月16日

構造的には脳の男女の差はほとんどないようです。

しかし機能的には異なる部分があります。

男性は左脳内、右脳内での情報のやり取りが活発なのに対して、女性は左右の脳の

やり取りが多いようです。

また男性は空間認知が優れ、女性は表情やしぐさなど非言語のコミュニケーション能力

に優れるという特徴があります。

その違いは胎児期の男性ホルモンが作用したかどうかが関係しています。

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効果的な記憶術

2016年01月09日

記憶には短期記憶長期記憶があります。

 

記憶力にかかわるのは長期記憶で、主に海馬が関わっています。

 

海馬で必要とされた情報が大脳皮質に蓄えられます。

 

記憶されるときは神経のシナプスのつながりが強くなります。

 

繰り返し学習することでシナプスのつながりが強くなり記憶が強固になります。

 

結局、繰り返し覚えるのが最も効果的な記憶法のようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


認知症と筋力低下

2015年12月19日

加齢に伴って筋力が低下してくることをサルコペニアと言います。

年をとると若いときの筋肉量の6-7割に低下するようです。

筋力の低下した高齢者は認知機能の低下があり、アルツハイマーのリスクが高まります。

筋肉や筋力を維持することで認知機能の低下が防げる可能性があります。

運動することで脳内の神経栄養因子BDNFが増えることが報告されています。

こくぶ脳外科・内科クリニック


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