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頭痛発熱で腰から水を抜いた後から起こる頭痛

2014年12月10日

高熱と頭痛が継続する場合は髄膜炎を疑い、腰椎穿刺をすることがあります。

腰から髄液を抜いて、髄膜炎が疑われる場合は抗生剤の治療を行います。

その後発熱はよくなったにも関わらず頭痛が続く場合があります。

寝ている時は頭痛はないのに、起き上がると頭痛があります。

この場合は、穿刺した所から髄液が漏れて頭痛が起こる低髄液圧性頭痛を起こしている可能性があります。

しばらく入院して点滴が必要な場合もあります。

こくぶ脳外科・内科クリニック

ー頭痛アンケート協力のお願いー

慢性頭痛のある方にアンケートをお願いしております。

周りの片頭痛の人がどのような状態なのかを知る機会になればと思っておます。

こちらからお願いします。http://www.kokubu-clinic.jp/questionnaire/


糖尿病での糖質制限

2014年12月06日

糖尿病の方で糖質を制限するかどうかは賛否両論あるようです。

食事に関しては1日の総エネルギー摂取量の制限が最も大切なようです。

ごはんやパン麺類など糖質ばかりを食べる習慣のある人は、糖質を減らすことが大切

です。

一般的に炭水化物を50-60%、タンパク質を20%以下、脂質を20-25%にしてバランス

を保つことが大切です。

いずれにしても昼ごはんにうどんとおにぎりというとりあわせは避けた方がよいです。

こくぶ脳外科・内科クリニック


病気と気候の関係

2014年11月29日

天候や季節の変化が体調に影響しますか?という質問に7割以上の方が「関係ある」と答えられるようです。

天気が悪いと憂鬱な気分になる、雨が降る前に頭痛がする、雨がふるとめまいがするなどがあります。

耳の奥の三半規管という部分に小さな気圧を変化を感じる部分があるようです。

それが何らかの作用を起こしてさまざまな症状が起こります。

症状には個人差があるようですが詳しいことはまだわかっていません。

こくぶ脳外科・内科クリニック


急な背中の痛みと半身の麻痺

2014年11月15日

突然の背中の痛みがありその後よくなる場合は血管系の異常の可能性があります。

解離性動脈瘤の場合は、発症時に痛みのピークがあるのが特徴です。

心臓からでる大動脈の血管の壁が裂けてしまう病気で、多くは高血圧を伴っています。

血圧が右と左で左右差がある場合は解離が疑われます。

約半分のケースで病院に行っても診断がつかない場合あり、診断が難しい病気です。

半身麻痺がある場合は脳の血管にも影響が及んでいる可能性が疑われます。

こくぶ脳外科・内科クリニック


妊娠中 授乳中の片頭痛治療

2014年11月08日

妊娠中や授乳中に頭痛発作がみられ治療が必要な場合はカロナール内服が推奨されていま

す。

妊娠中は片頭痛がおさまることが多いので、頭痛薬が必要なくなることが多いようです。

これは血液中の女性ホルモンの変動が少なくなるからと考えられています。

出産後はまた頭痛が始まる場合が多いです。

授乳中にカロナールが効果ない場合はイミグランを使用してもよいですが、使用後は12時間

授乳を避けるようにガイドラインで示されています。

こくぶ脳外科・内科クリニック

 

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周りの片頭痛の人がどのような状態なのかを知る機会になればと思っておます。

 

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学校生活に支障をきたす慢性連日性頭痛

2014年10月18日

「慢性連日性頭痛」は1日4時間以上に頭痛が月に15日以上続く場合を言います。

片頭痛や緊張型頭痛ベースになっておこることが多いです。

慢性化のリスクとして、日常の生活が関わっていることがあります。

慢性化の要因として本人の性格特性、学業の問題、学校や家庭での人間関係などが

あります。

心に問題がある場合、登校したものの頭痛があり保健室をよく利用するときなどは注意

が必要です。

こくぶ脳外科・内科クリニック

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周りの片頭痛の人がどのような状態なのかを知る機会になればと思っておます。

 

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認知症と車の運転

2014年10月16日

認知症になっても車の運転をしている人は多いと言われています。

時々ニュースになりますが、高速道路を逆走したりするのも認知機能の低下が原因?

の可能性も疑われます。

どの時点で運転免許証を返上するかは判断が難しいところです。

認知症のドライバーの事故率は対照の2.5~4.7倍と報告されています。

認知症の診断がついた時点で早めに判断が必要と考えられます。

こくぶ脳外科・内科クリニック


眠る薬について

2014年10月04日

適正な睡眠時間は人によって違いますが、年齢に伴って睡眠時間は短くなっていきま

す。

70歳を過ぎて必ずしも7時間以上の睡眠は必要ないようです。

また人口の数%の人は遺伝的に3時間程度の睡眠時間で十分なようです。

眠れない原因として、足がむずむずしたり、呼吸が止まったり(睡眠時無呼吸)、足がピ

クンと動いて目がさめるような場合は睡眠薬ではなく他の治療が必要です。

睡眠薬はGABA(ギャバ)を刺激して睡眠を誘導します。

問診で睡眠のパターンを聞きながら、処方を調整していきます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


足のしびれの原因は?

2014年09月29日

足がしびれる原因には様々なものがあります。

一つの原因として腰からくるもので、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症があり

ます。

しびれ以外に、便秘や排尿障害などの脊髄症状を伴うことがあり、しびれは足に放散

する症状です。

もう一つは、多発神経炎です。つま先から少しずつ上に広がってくるのが特徴です。

原因として糖尿病やアルコール、薬剤性などがあります。

症状が改善しない場合は病院で相談を。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


脳からくる「めまい」

2014年09月22日

めまいには耳からのめまいと脳からのめまいがあります。

脳からのめまいに「椎骨脳底動脈循環不全」という病気があります。

椎骨脳底動脈の動脈硬化に伴ってめまいが起こるので、高血圧や糖尿病のある方に

起こりやすいです。

症状はめまいに伴って、言葉が出にくい、しびれ、体のバランスが悪いなどの脳幹とい

われる部位の症状を伴うことがあります。

診断はやはりMRI,MRAで椎骨脳底動脈の狭窄の有無を確認します。

治療としては抗血小板剤などのお薬を使うことで症状が改善される場合があります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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