肩こりに関係する筋肉
2014年01月18日
肩や首の周囲にはたくさんの筋肉がついています。
首だけで26対の筋肉があります。
さまざまな筋肉は肩首こりに関与していますが、肩甲骨と頸椎にわたる肩甲挙筋、首
肩背中全体にわたる僧帽筋などによります。
猫背で顎をつきだした姿勢を長くとっていると、首回りの筋肉が硬くなり症状がでま
す。
姿勢に注意して定期的なストレッチが大切です。
こくぶ脳外科・内科クリニック
慢性の肩こり
2014年01月11日
慢性の肩こりは緊張型頭痛の原因のひとつになります。
肩こりの原因にはさまざまのものがありますが、肩甲骨の動きが悪い場合も原因の
一つです。
上肢を挙げたときに肩甲骨は最大60度開きますが、20-30度しか開かない人がい
ます。
肩甲骨周囲の筋肉が硬くなることで動きが悪くなり、肩こりの原因になります。
肩こりの強い人はまずは検査を行って、定期の運動などリハビリが必要です。
こくぶ脳外科・内科クリニック
片頭痛とむくみ
2013年12月28日
片頭痛もちの人はよくわかると思いますが、頭痛が起こる前にいろいろと予兆があり
ます。
食欲が亢進したり、手足の皮膚の違和感がでたり、首が張ったりします。
その中でむくみが出る人もいます。
早い人は頭痛の始まる前日からみられることもあるようです。
片頭痛は頭痛だけの症状でなく、全身にさまざまな変化をもらたすのが特徴です。
こくぶ脳外科・内科クリニック
未病のアルツハイマー病
2013年12月22日
アルツハイマー病は認知症状が現れる前から原因となるアミロイドベータ(Aβ)蓄積
が始まると言われています。
具体的には50歳ごろから始まり、症状の出る前の段階を未病と言われています。
この症状の出る前の段階で治療ができないかが注目されています。
現在Aβやタウタンパクの脳内への蓄積が、画像で確認できるような研究が進んでいます。
将来は、認知症の症状が出る前に画像で確認して発症しないような治療ができるか
もしれません。
こくぶ脳外科・内科クリニック
テストステロンと認知機能
2013年12月14日
テストステロンは男性ホルモンですが、認知機能の改善効果もあるようです。
ネズミの実験で、テストステロンが低いと記憶力が低下するようですが、テストステロ
ンの注射をすると改善がみられるとのことです。
年をとると男性ホルモンの分泌が低下しますので、認知機能低下の原因に一つにな
っているかもしれません。
運動すると筋肉から男性ホルモンが分泌されると報告されています。
認知機能低下の対策としてジョッギングや筋トレが効果が期待されます。
こくぶ脳外科・内科クリニック
肥満で片頭痛になりやすい?
2013年12月07日
片頭痛は20代から40代の女性に多い頭痛です。
脈打つ痛みで、光や音臭いに過敏となり、吐き気を伴うのが特徴です。
頭部の血管と三叉神経が関連して頭痛を起こします。
天気、ストレス、生理などが片頭痛の引き金になります。
肥満も片頭痛を起こしやすい要因に一つとして報告されており、片頭痛のある人は減
量も大切なようです。
こくぶ脳外科・内科クリニック
猿の脳にも男女差
2013年11月30日
猿の赤ちゃんに人のおもちゃを与えて観察した研究があるそうです。
オスの赤ちゃんは人の男児が好むおもちゃに、メスは女児の好むおもちゃに興味を
示すそうです。
人間の脳も男女差があります。
胎児の時に性ホルモンにどのようにさらされるかによって男性脳、女性脳に分かれま
す。
認知症と幻覚
2013年11月28日
認知症といえばアルツハイマー型認知症が有名ですが、他の病気もあります。
幻覚症状を特徴とするものにレビー小体型認知症があります。
神経細胞にレビー小体というものが蓄積して起こる病気です。
診断基準では具体的で詳細な内容の、繰り返し起こる幻覚となっています。
物忘れに幻覚がある場合はこのような疾患を考える必要があります。
こくぶ脳外科・内科クリニック
右脳と左脳
2013年11月09日
人間の脳は右脳と左脳に分かれています。
左右の脳は脳梁(のうりょう)といわれる神経線維の塊で結ばれており、左右の連絡
がとられています。
左右の脳はそれぞれ得意分野があります。
左脳は話す聞くなどの言語能力、論理的な思考や計算を司っています。
右脳は人や物を認識したり、メロディーを認識したりするのが得意です。
左右の脳は脳梁を介して情報を共有し、最終的な判断を行っています。
片頭痛と天才
2013年11月05日
片頭痛は古くから知られ、日常よくみられる病気ですが、天才的人物が多いのをご存知でしょうか?
例えば、音楽家のショパン、ノーベル賞のノーベル、精神科医のフロイト、哲学者のニ
ーチェなど。
脳の活動が活発な人に片頭痛が起こりやすいという意見もあります。
片頭痛のある人のすべてが天才というわけではありませんが、何らかの関係はある
かもしれません。