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認知症 介護者の態度は?

2014年05月10日

家族が認知症になった場合にどのような姿勢でのぞめばよいか?

認知症ガイドラインにその対応法が載っています。

1)患者の能力の低下を理解し、過度に期待しない

2)休息な進行と新たな症状の出現に注意する。

3)簡潔な指示や要求を心がける。

4)患者が混乱したり怒り出したりする場合は要求を変更する。

5)失敗につながるような難しい作業を避ける

6)障害に向かいあうことを強いない。

7)穏やかで、安定した、支持的な態度の心がける。

8)不必要な変化を避ける。

9)できる限り詳しく説明し、患者の見当識が保たれるようなヒントを与える。

以上難しい対応と思いますが推奨されている対応です。


アルコールは認知症の予防になるか?

2014年04月19日

適度の飲酒は飲まない人に比べて認知症になりにくいと報告されています。

ただし飲めない人が無理にアルコールを飲むことは推奨されていません。

アルツハイマー病にも血管性認知症にも効果があるようです。

アルコールの種類はあまり関係ないようですが、赤ワインが有効である報告が多いで

す。

いずれにしても飲みすぎは脳にも体にもよくないです。

こくぶ脳外科・内科クリニック


片頭痛の慢性化

2014年04月12日

片頭痛は、脈打つ痛み、吐き気がある、光や音に過敏となるのが特徴の頭痛です。

1か月に数回の頭痛であればトリプタン製剤を飲むことでコントロール可能です。

その中で頭痛が慢性化して頻回に頭痛が起こる場合があります。

危険因子として、女性、頭部外傷の既往、肥満、ストレス、カフェインの過剰摂取、

いびき、過剰な鎮痛薬があります。

慢性に片頭痛がある方はその原因を確認してみましょう。

こくぶ脳外科・内科クリニック


脳血管認知症の特徴

2014年04月05日

認知症の中でもアルツハイマー型認知症についで多いのが脳血管認知症です。

脳梗塞や脳出血などが原因でその後認知症をおこしてきます。

認知機能障害はまだら状で知能低下はみられますが、病識や判断力は比較的保た

れます。

小血管病変に伴う認知症の場合は、脳の神経線維が断裂し電気信号が滞ることによ

ってさまざまな症状をきたします。

高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防が大切です。


甲状腺の病気

2014年04月01日

甲状腺ホルモンは、喉の下の方にある甲状腺というところから分泌されるホルモンで

す。

体温調節や代謝全般に関係する大切なホルモンです。

体重減少、頻脈、手指のふるえ、汗が出るなどの症状はホルモンが過剰に分泌され

ている可能性があります。

逆に疲れやすい、気力低下、体重増加、寒がり、記憶力低下などはホルモンの分泌

が低下している可能性があります。

甲状腺の病気は全身に症状がでるため診断が難しい場合が多いです。

血液検査である程度診断がつきますので病院で検査してもらいましょう。


タバコにかかる費用

2014年03月22日

タバコの値段は1箱440円程度です。

1日1箱吸って1か月で1万3200円になります。1年で15万8400円になります。

10年で158万 50年吸って792万です。

健康にもよくないので、タバコはやめましょう。

禁煙外来があります。飲み薬を使うとで少しやめやすくなります。


認知症のパーソンセンタードケアとは?

2014年03月15日

パーソンセンタードケアとは、認知症ケアのあるべき姿として、認知症ケアの現場で働く人たちに示した理念です。

以前はスケジュールの沿った時間に縛られた行われていました。着る服も職員が選んで着させていました。

この概念は「その人らしさ」を大切にする考え方だそうですが、その理念はもっと深いものがあるとのことです。

イギリスのキットウッド先生が始めた考え方です。


抑うつ気分の改善に運動が有効

2014年03月08日

うつ病や不安障害などのこころの問題が増えてきていると言われています。

うつ病に関しては定期的な運動が症状の改善によいことは以前から報告されています。

週末にウォーキングなどの運動をするだけでも症状の改善が期待できるようです。

運動の効果は薬物療法、心理療法を比べて同程度の効果があるとも言われます。

運動の習慣がなくて、憂鬱感が続く方は運動をしてみてもよいと思われます。

こくぶ脳外科・内科クリニック


めまいはどこからくるか?

2014年03月01日

めまいを起こす原因は、耳の奥の三半規管や前庭脳の中の小脳や大脳の異常

の場合があります。

じっとしているとめまいしないけれど、寝返りうをうつなど頭が動いたときにめまいがす

る場合は耳からくる場合が多いです。

若いときに片頭痛がある場合は、ある程度年齢がいってからめまい症状がでる場合

もあります。この場合は片頭痛の治療が必要になります。

高齢の方のめまい三半規管や前庭の老化によりめまい症状がみられることもあり

ます。

症状が続く場合は一度病院で診断してもらいましょう。

こくぶ脳外科・内科クリニック


足のしびれ

2014年02月22日

しびれは脳から、脊髄から、末梢神経からその他循環障害などで起こります。

脳梗塞など脳からくるしびれは半身の症状に一部として足がしびれることが多いで

す。

足の外側がしびれる場合は腰椎椎間板ヘルニアなど腰が原因で起こります。

その他糖尿病などにより足の神経を栄養する血管が障害され、しびれがみられること

があります。

しびれにもさまざまな原因がありますので、診断を行ってからの治療が必要です。

こくぶ脳外科・内科クリニック


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