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中年での高血圧・糖尿病が将来認知症を予測する。

2012年05月12日

中年期に高血圧や糖尿病があり、しっかりとコントロールできていない場合には将来

ルツハイマーになりやすいといわれています。認知症になってから血糖値や血圧を

コントロールしても遅いので早めの治療が必要です。

 

血圧や血糖は脳卒中にも関係しています。塩分控えめの食事や太り過ぎないように

カロリー制限が大切です。食事は八分目にしましょう。

 

頭痛・こくぶ脳外科・内科クリニック


38歳女性 片頭痛

2012年05月11日

高校生のころから頭痛もちで、月に1回か2回は激しい頭痛に悩まされていました。

頭痛が始まる前には首から肩にかけて張った感じになり、その後こめかみ辺りの頭

痛が起こります。ひどくなると吐き気がでることもあります。頭痛は2-3日続いて、そ

の後よくなります。朝起きたときには頭痛がすでにあることがあり、その時は片頭痛

の薬を飲んでも効きません。また痛み止めを飲むタイミングが遅れると痛みがとれず

寝込んでしまいます。

月に数回の頭痛があり、痛み止めの薬が効かない場合がある時は片頭痛の予防薬

が効果的です。予防薬は痛いときだけに飲むのではなく、毎日定期的に飲むことで頭

痛を予防します。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニックへ


認知症と取り繕い反応

2012年05月08日

認知症は物忘れが主な症状ですが、「取り繕い」をすることが特徴的な症状のひとつ

と言われています。

具体的には、「今日の日付は?」と質問すると、「年をとると日にちは気にしなくなるか

ら」とか「今日は新聞をみるのを忘れた」などの言い訳をして、その場を取り繕う反応

があります。

一見よくある反応でもの忘れがあるのか正常なのかわからなくなることがあるます。

認知症があると思い出せないため何とかその場をしのごうとする反応です。

 

物忘れ外来 こくぶ脳外科・内科クリニック


首こりの原因

2012年05月01日

首こりは、局所の筋肉の緊張が高まった場合に、痛みの信号が脳に伝わっていき凝

りとして感じられます。

脳から痛みを抑制する経路下行性疼痛抑制系)があり、痛みを抑制してくれます。

痛みが慢性化してしまうとこの抑制系が働かなくなってしまいます。

治療としては筋肉が緊張しすぎないように、運動したりほぐしたりして慢性化させない

ことが大切です。また慢性化してしまった場合は、病院で下行性疼痛抑制系を賦活さ

せるような薬を処方してもらいましょう。

 

頭痛のことはこくぶ脳外科・内科クリニックへ


雷が鳴るような激しい頭痛?

2012年04月28日

頭痛の分類の中に一次性雷鳴頭痛というものがあります。

くも膜下出血のときのような突然起こる激しい頭痛で、明らかな原因となるものがない

場合のことを指します。

原因のひとつとして、脳の血管が急に収縮することによって痛みが起こるのではない

かと考えられています。

入浴頭痛といって、入浴時に頭痛が起こることがあり同じようなメカニズムが考えられ

ています。

 

頭痛のことは、こくぶ脳外科・内科クリニックへ


アルツハイマー病と脳萎縮

2012年04月27日

アルツハイマー型認知症になると脳が萎縮していきます。

原因は脳の中にβーアミロイドがたまることで神経細胞が壊れていくためです。

年をとると脳は萎縮していきますが、通常は年間0.25-0.5%の萎縮するのに対して

ルツハイマー型認知症の場合は年間2%程度萎縮するといわれています。

もの忘れが気になるかたは定期的に脳のMRI検査をしましょう。

 

物忘れ外来


咳をすると頭痛がする?

2012年04月26日

咳によって引き起こされる頭痛の多くは良性咳嗽性頭痛です。特徴として咳によって

誘発される突発性の両側性の頭痛で、通常は1分以内におさまります。咳以外にも、

くしゃみ、いきみ、大笑いなどによっても頭痛が起こります。男性に多い頭痛で、40歳

前後に多いようです。治療薬としては通常の痛み止めではなく、インドメタシンというグ

ループの薬が効くことがあります。良性の頭痛ですが、中にはアーノルド・キアリ奇

を伴っている場合は、小脳や脳幹という場所に脳腫瘍ができて起こる場合もありま

すので注意が必要です。キアリ奇形は小脳片桃という部分が下の落ち込んでしまう脳

の奇形病変です。咳などに伴って頭蓋内圧が上昇して頭痛が起こるといわれていま

す。その他にも硬膜下出血、副鼻腔炎などでも咳にともなって頭痛が起こることもあり

ます。

良性咳嗽性頭痛は、咳に伴う一過性の頭蓋内圧亢進が痛みを起こしますが、まだ細

かいメカニズムはわかっていないようです。症状は続く場合は脳のMRI検査等で一度

詳しく検査してもらいましょう。

 

頭痛とこくぶ脳外科・内科クリニック 

詳しくは頭痛外来へhttp://www.kokubu-clinic.jp/headache/

ー頭痛アンケート協力のお願いー

慢性頭痛のある方にアンケートをお願いしております。

周りの片頭痛の人がどのような状態なのかを知る機会になればと思っておます。

 

こちらからお願いします。http://www.kokubu-clinic.jp/questionnaire/


禁煙外来 成功した方のアンケート

2012年04月25日

女性の方

1)禁煙が終わって、今の感想は?

やめてよかった。家族からかくれて吸う時間がなくなったのが一番大きいかも。

2)禁煙中にどんな点が大変でしたか?

イライラしたときにてもちぶさただった。薬のせいか?胃が調子悪くなって、それがつらかったかも。

3)禁煙を考えている人に一言アドバイス

お金が残るよ  heart

最近の禁煙外来アンケートはこちらから

http://kokubunoge.blogspot.jp/


パーキンソン病に対するリハビリテーション

2012年04月17日

パーキンソン病は脳内のドーパミンが減ることによって、手の振るえ、歩行障害、すく

み足などの運動に関する症状が中心にみられる病気です。治療法は脳内で減少した

ドーパミンを増やすお薬を飲むことが中心です。薬で症状はある程度改善しますが、

病気は少しずつ進行していきます。薬による治療に追加してリハビリテーション治療

が有効です。筋力を維持したり、体のバランスをとったりなどの運動をすることで症状

を安定化させます。パーキンソン病の方は体が動きにくいので、筋力が低下しますま

す動きが悪くなりがちです。定期的なリハビリがお勧めです。

 

当院でもパーキンソン病のリハビリを行っております。

こくぶ脳外科・内科クリニック


男性ホルモンと認知症

2012年04月14日

男性ホルモンテストステロン認知機能の改善効果があると報告されています。

ホルモンは脳の中でも合成されており、その作用は血液中から脳に作用するもの

よりも多いといわれています。年齢と共に脳内での合成も低下していくようです。筋肉

からも合成されるといわれており、運動することによって増加します。少なからず血液

中からの性ホルモンが脳に作用しており、運動することで認知症の予防効果もあるか

もしれません。実際に運動は認知症の予防効果が報告されており、性ホルモンの作

用も一因かもしれません。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニックへ。


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