片頭痛の症状
2012年01月28日
1)脈打つ頭痛
2)頭痛時のはきけ
3)光や音に過敏になる
4)頭痛時に動くと症状悪化
5)頭痛で夜目がさめる
以上のような症状がいくつかある場合は片頭痛の可能性が高いですので、病院で相談しましょう。
首こりと頭痛
2012年01月27日
首の周りの筋緊張が高くなると頭痛を起こしてくることがあります。
胸鎖乳突筋、僧帽筋、板状筋などさまざまな筋肉によって頭が支えられています。
首の筋肉の一部が過剰に収縮することによって、筋肉内に硬いしこりができることがあります。このしこりをおさえると頭痛が引き起こされることがあります。
これをトリガーポイントといいます。いわゆる「つぼ」の部分と重なる部分が多いといわれます。
マッサージなどで改善する場合もありますが、ブロックの注射が有効な場合もあります。
頭痛の原因はさまざまですべてがこれで説明はできませんが、筋肉のしこりが頭痛の原因の一つになっていることはあるようです。
慢性の頭痛で困っている方はご相談ください。
血圧が高い方は一度脳の検査をしてみましょう!!
2012年01月25日
高血圧のある方は脳梗塞になるリスクが高くなります。
日本人は世界の中でも脳梗塞になりやすい民族ですが、その原因として高血圧の人が多いことです。
症状があまりないのに、脳の検査をすると脳梗塞を起こしていることがありますので、血圧が高めの方は脳の検査をしてみましょう。
また血圧が高いと脳卒中以外にも心筋梗塞、慢性腎臓病など血管の病気になりやすくなります。
血圧の目標値は130/85mmHg未満です。
長嶋元監督の脳梗塞の原因は?
2012年01月20日
小渕恵三・元首相や長嶋茂雄さん、オシム元日本代表監督が脳梗塞で倒れたり、巨人軍の木村拓也コーチがクモ膜下出血で亡くなられたニュースも記憶に新しいところです。
脳梗塞は3種類に分かれます。ラクナ梗塞、アテローム型脳梗塞、心原性脳梗塞です。
長嶋元監督の場合は心原性の脳梗塞で、不整脈に伴って心臓に塞栓物質ができて、これが脳の血管に詰まることによって起こります。
重症の場合が多いですが、幸いリハビリ等も効果があって良くなられているようです。
不整脈の中でも危険なタイプがあるので、早めに病院で相談しましょう。
脳ドックも有効ですので、ご相談ください。 http://www.kokubu-clinic.jp/contact/
夜はぐっすり眠れていますか?
2012年01月19日
不眠症には寝付きが悪い、夜間に目が覚める、朝早く目が覚めるなどの症状があります。
熟睡できない原因の一つに「脳の温度」が関係しています。
脳を休めるために寝る前から脳の温度は下がってきますが、不眠の人は脳の温度の下がり方が悪いようです。
寝ている間に脳の温度を下げるためには、運動するなどの日中の活動量を上げる必要があります。
寝る1-2時間前にお風呂に入り一旦体温を上げて、体温が下がってきた時点で布団に入ると寝つきがよくなることがありますので試してみてください。
また昼寝が長いと夜眠れませんので注意してください。
症状が続く場合は病院で相談しましょう。
脳梗塞には「前ぶれ」があることがあります。
2012年01月17日
脳梗塞は脳の血管が詰まる病気です。
脳梗塞が突然起こる場合もありますが、しばしば前ぶれの症状が起こります。
例えば、「急に片足が動かなくなる」「持っていたものを落としてしまう」「言葉がもつれる」「半身がしびれる」「めまいがする」などです。
そのまま放置すると、しばらくしてから大きな脳梗塞を起こしてしまうことがあります。
脳梗塞はお薬である程度予防することが可能ですので、早めに病院で相談しましょう。
脳梗塞になると半身に麻痺が見られますが、脳とは反対側です。右に脳梗塞ができると、左半身に麻痺が来ます。
片頭痛を防ぐ方法があることをご存知ですか?
2012年01月13日
片頭痛が慢性に続く人はてんかんの薬が効果的な場合があります。
外国では片頭痛の薬として一般的に使われており、日本でも最近保険適応となりました。
月に1-2回の頭痛であれば、トリプタンなどの痛み止めでOKですが、週に1-2回以上頭痛が続く方は抗けいれん薬が効果的です。
バファリンやイブなどの薬を何回も飲まないといけない人にも効果的です。
症状が続く方は脳外科の病院で相談してみましょう。
写真は脳と脳の血管です(メルク)。脳の過敏性が頭痛の原因となることがあります。
うつ病のある方は甲状腺の検査を。
2012年01月12日
「夜眠れない」とか「やる気が起こらない」などの症状はうつ病の可能性があります。
うつ病の場合は、抗うつ剤の薬がありますので心配の方は病院で相談しましょう。
しかしうつ病の中に甲状腺機能低下症があり、うつ病のような症状をきたしている方がいます。
甲状腺の機能が低下すると動作が緩慢になり、意欲がおちて、手足にむくみがくることがあります。
うつ病の人は増えているといわれますが、うつ病の治療の前にまずは内科的に検査をしてもらいましょう。
脳卒中と脳梗塞の違いは何か?
2012年01月10日
脳梗塞とは、脳の血管が詰まることによって起こる脳の病気です。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など脳の血管の病気をまとめて脳卒中といいます。
脳出血は血管が切れて脳の中に出血します。くも膜下出血は脳の血管に動脈瘤ができて、これが破裂して起こります。
日本人は世界の中でも脳卒中になりやすい民族です。理由として高血圧の人が多いことが一つの原因です。
塩分を控えたり、定期的な運動することが脳卒中の予防になります。
御両親の脳は健康ですか?
2012年01月07日
70代 80代になってくると、体のあちらこちらの機能の低下が起こってきます。脳も同じくいろいろな問題が起こってきます。
動脈硬化が進むので、脳の血管が詰まり脳梗塞を起こしやすくなります。
脳のMRI検査で気がつかないうちに「かくれ脳梗塞」ができていることがあります。その場合は早めに「血液さらさらのお薬」を飲むことで再発予防が可能です。
また年とともに認知症も増えてきます。「同じことを繰り返し聞く」などの症状は注意したほうがよいです。
認知症も早い時期から治療することで進行を予防することが可能ですので、一度病院で相談しましょう。
この写真はMR装置による脳の血管の画像です。脳の血管が詰まっていないか?脳動脈瘤がないか?を判定します。