大切なのは脳の病気を予防すること。
2012年01月04日
脳の病気といえば、脳卒中、認知症、脳腫瘍、パーキンソン病などがあります。
脳の病気になってしまうと、言語障害は半身麻痺などの後遺症が残ってしまうことがあり、脳の病気にならないように予防することが大切です。
特に脳卒中や認知症などは、高血圧や肥満などの生活習慣病を予防する必要があります。
頭痛めまいしびれのある方は脳梗塞がないか、血管が詰まりかかっていないかを一度調べてみましょう。
「市販の頭痛薬」と「病院の頭痛薬」の違い
2011年12月26日
頭痛があると薬局で薬を買ってきて薬を飲んで痛みを抑えている方が多いと思います。
月に1-2回の頭痛で薬ですぐによくなる場合はそれでよいですが、何回も頭痛がある場合は病院で薬を調整してもらいましょう。
頭痛にもさまざまな原因がありますので、症状によっては薬が違います。体にあった薬が必要です。
いつも市販の頭痛薬ですませているかたは、一度病院で診察してもらいましょう。
政治家と脳卒中
2011年12月22日
今回著明な政治家が心筋梗塞を起こし亡くなったとの訃報がありましたが、数年前に一度脳卒中で倒れています。
どちらの病気も血管に動脈硬化が起こることで血管が詰まり発症する病気です。
動脈硬化の原因は、加齢によるものが大きいですが、今回は糖尿病が大きく影響していたと思います。
チャーチルやルーズベルトの最期は脳卒中です。
政治のストレスは動脈硬化を進めるのかもしれません。
西城秀樹と脳梗塞
2011年12月21日
芸能人の西城秀樹さんが「脳梗塞の再発」で入院というニュースがありました。
56歳ということですから、脳梗塞を起こすのにはまだ早い印象です。
脳梗塞は脳の血管の動脈硬化が原因で起こります。原因の多くは慢性の高血圧です。
若い人でも起こります。
ろれつが回らない、手足がしびれるなどの症状がある場合は早めに病院で相談しましょう。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来 めまい、しびれ)
心筋梗塞と脳梗塞
2011年12月20日
心筋梗塞は心臓を栄養する冠動脈という血管が詰まることによって起こります。脳梗塞は脳を栄養する血管が詰まることにより起こります。どちらも血管の動脈硬化が原因です。動脈硬化を起こす原因は年齢によるもの、高血圧、糖尿病、高いコレステロールなどです。普段からバランスのよい食事や適度な運動に気をつけることが大切です。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来 めまい、しびれ)
年齢とアルツハイマー病
2011年12月19日
高齢になればなるほどアルツハイマー病になるリスクが上がってきます。80歳を超えてくると3人に1人がアルツハイマー病になるといわれています。しかし急に発症するということではありません。10年以上かけて少しずつ脳の中にアミロイドたんぱくがたまってきて起こります。若いときからの予防が大切であることと、高齢になって物忘れが出てきたら早めに病院で相談しましょう。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来 めまい、しびれ)
煙草の害ついて
2011年12月17日
煙草を吸うと体によくないということはみなさんご存知と思います。怖いのは肺がん、喉頭がんや膀胱がんなどですが、喫煙によってリスクがあがります。また動脈硬化が進みますので脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなります。最も怖いのは肺気腫など慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。肺に穴があいてくる病気で、呼吸困難を起こしてきます。いったん壊れると元にもどりませんので早めの禁煙が必要です。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来 めまい、しびれ)
加齢による高血圧
2011年12月16日
男女ともに60歳を越えると血圧が上昇してきます。これは、血圧を維持するための機能低下が年とともに起こることや、食塩の感受性が大きくなること、動脈硬化が進むことなどが原因となっています。高血圧だけでなく、血圧の変動も年とともに大きくなっていきます。日本では高齢になるとほとんどの方が高血圧になっていきます。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来 めまい、しびれ)
インスリン抵抗性とは?
2011年12月15日
インスリンはすい臓から出るホルモンで、血糖値を下げる作用があります。そのインスリンに対するからだの感受性が落ちた状態をインスリン抵抗性といいます。糖尿病の原因ですが、高血圧、脂質異常症の原因にもなっています。肥満になるとインスリン抵抗性になります。バランスの良い食事と適度な運動が大切です。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来 めまい、しびれ)
急性の頭痛と慢性化した頭痛
2011年12月15日
急性の頭痛と慢性化した頭痛は、同じ頭痛でもメカニズムが違います。急性の頭痛は痛い部位に炎症を起こしていたり神経が過敏になることで起こります。一方で慢性化した頭痛は、脳の中に痛みの原因ができてしまっていることがあります。治療法も異なり、慢性化した頭痛には通常の痛み止めは効かないばかりか、薬物乱用性頭痛を引き起こしてしまうこともあり注意が必要です。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来 めまい、しびれ)