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好奇心をもって新たなことに挑戦する。

2011年10月12日

好奇心をもって新たなことに挑戦する人は脳が老化しにくいと言われています。好奇心は脳内物質のドーパミンが関わっています。これは意欲や集中力の源です。なかなかうまくいかなくても、それに挑戦するだけで脳は活発に活動しますので老化予防になります。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


肺炎のワクチン

2011年10月11日

インフルエンザワクチンではなく、肺炎球菌ワクチンというものがあります。肺炎は肺炎球菌という菌が原因でなることが多いのですが、その菌に感染することを予防してくれます。特に高齢になると、肺炎で亡くなる方が増えますので、この予防注射が有効です。1回注射すると次回は5年後になります。インフルエンザワクチンのように毎年する必要がありません。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


食べる量を減らすと寿命が延びる

2011年10月08日

ある動物実験でねずみの食べる量を通常の7割程度にした場合、寿命が1.3倍延びたと報告されています。小食にして寿命が延びるメカニズムは、インスリンの機能が変わるからだと考えられています。インスリンは血糖を下げるホルモンですが動脈硬化の進展にも関わっています。あと、たくさん食べると、消化するときに活性酸素がたくさんでるため老化が進みやすいのではないかとも言われています。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


3時間以内の脳梗塞治療

2011年10月07日

脳梗塞は脳の血管が詰まってしまう病気ですが、劇的に症状が改善する治療法があります。t-PAによる血栓溶解療法ですが、発症してから3時間以内に病院で治療する必要があります。3時間以内でないと、脳出血を起こしてしまう可能性があります。急に言葉がでないとか、半身の麻痺がでた場合など脳梗塞が疑われる場合はすぐに救急車で病院にいきましょう。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


運動で血圧が下がるメカニズム

2011年10月06日

運動することで高血圧が改善することが報告されています。そのメカニズムとしてインスリン抵抗性の改善が関わっているといわれています。インスリンの分泌が改善することで、血管内皮機能が改善し、腎臓でのナトリウムの再吸収や、交感神経の機能も改善します。運動としては、ウォーキングなどの有酸素運動がよく、週に2回以上の運動が必要です。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


当院の認知症検査データ

2011年10月05日

当院ではMRIを用いてVSRAD検査を行っております。検査の結果では、やはり認知症のある方のほうがVSRADの数値が高い傾向を示しておりました。VSRADは記憶を司る脳の海馬という部位の萎縮の程度を見ています。約100人程度のデータです。認知症疑いの方は早めの検査をお勧めいたします。

 

http://www.kokubu-clinic.jp/cognitive/

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


尿酸値が高いとどうなるか?

2011年10月04日

尿酸値が高いと痛風関節炎や腎障害などを起こします。痛風は主に足の親指の付け根が腫れてきますが、尿酸が関節にたまることによって起こります。また尿酸が高い人は高血圧を合併することが多いと言われており、心臓や脳の病気を起こすリスクが高くなると言われています。まずは適切な食事と定期的な運動をすることが大切です。


慢性腎臓病(CKD)とは?

2011年10月03日

CKDとはchronic kidney diseaseの頭文字をとったもでで、原因を問わず腎障害を起こしたものを示します。発症の原因としては加齢、高血圧、糖尿病、メタボ、脂質異常症などです。腎機能の低下は、将来透析が必要になることもあり、また脳や心臓の病気との関連も指摘されています。まずは減塩から。


高血圧があると将来認知機能が低下する。

2011年10月01日

高血圧があると将来認知機能が悪化する危険性が高いと報告されています。またアルツハイマー病の進展にも高血圧が関与しているといわれています。高血圧があると動脈硬化が進展しますので、これが脳血流を低下させ、アミロイドβタンパクの排出を抑制したりすることが指摘されています。しかし血圧を下げる薬で、認知機能の低下も抑えられるようです。


先日の「ためしてがってん」と脳過敏について

2011年09月30日

頭痛やめまいや耳なりがあるかたは、脳過敏が原因である可能性があります。若いときに片頭痛もちであった方がなりやすいようです。片頭痛は、頭痛以外にはきけがしたり、光や音過敏がでることが特徴です。通常は20-30代でピークを迎え年とともに減ってきますが、年をとっても脳過敏が残るようです。このような場合に、脳過敏を抑える薬が効果的な場合があるようです。外来診察中に「ためしてがってん」のことについてよく聞かれますのでコメントしておきます。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)


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