高血圧と全身の臓器の老化
2011年09月29日
高血圧があると、全身の臓器の機能障害が進みます。これは高血圧のメカニズムのレニンーアンギオテンシン系が活性化されるために起こると言われています。このときに、ARBというタイプの血圧の薬を飲むことによって、血圧を下げると共に全身の臓器の老化の進行を抑えてくれることが示されています。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
椎間板ヘルニアについて
2011年09月28日
腰痛や足のしびれ痛みは椎間板ヘルニアが原因で起こることがあります。椎間板が外に飛び出して神経を圧迫するとこのような症状がみられます。椎間板の弾力性は水分の量と関係があります。年齢と共に水分量が減って弾力性が低下します。しかし運動をして椎間板に定期的に刺激を与えることによって代謝が促進され、椎間板の弾力低下を防ぐことが可能です。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
高血圧と骨粗しょう症の関連
2011年09月27日
骨粗しょう症は骨折などの原因になりやすく寝たきりになる原因のひとつです。特に女性はホルモンの関係で骨粗しょう症になりやすいです。歳をとって背中が曲がるのは骨粗しょう症が原因です。高血圧になると尿中にカルシウムが流出しやすくなり骨密度の低下や骨折の増加をきたしやすいと報告されています。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
首こりと筋肉の痛み
2011年09月26日
筋肉の痛みは、皮膚の痛みと違い、鈍い痛みが長く継続するのが特徴です。姿勢が悪いなどの問題で首や肩がこってきますが、これは筋肉に負担がかかり痛みが起こっていると考えられます。
筋肉の痛みは、痛いところではなく関連痛と言って少し離れたところに痛みを引き起こします。例えば首の筋肉が原因で頭痛がきたしたりすることがあります。治療としては、頭痛の治療ではなく、首の治療になります。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
長い時間歩くと足がしびれてくる。
2011年09月24日
長い時間歩くと足がしびれてきたり痛みが見られる場合は、足に行く血管の血流が悪くなっている可能性があります。喫煙、糖尿病、慢性の高血圧のある方は動脈硬化が進んで、下肢の動脈が細くなっている場合があります。足の血管が詰まっている場合は、心臓や脳の血管も動脈硬化が進んでいて心筋梗塞や脳梗塞を起こす可能性もあります。症状がみられる場合は早めに病院で相談しましょう。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
慢性頭痛の予防療法
2011年09月22日
片頭痛や群発頭痛がある場合には、通常トリプタン製剤やNSAIDSという鎮痛薬を使用します。週に1回程度の症状であれば問題ありませんが、慢性的に頭痛がある場合は予防薬の処方が有効な場合があります。毎日薬をのむ必要がありますが、痛みの頻度や痛みの程度が軽くなることもあります。市販の薬で我慢せず、頭痛のある方は病院で相談してみましょう。
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糖尿病と動脈硬化
2011年09月21日
糖尿病があると動脈硬化がすすみやすいことはよく知られています。全身の血管に動脈硬化がみられますが、脳の血管にもみられます。CTやMRIにて脳梗塞ができていなくても、血管の狭窄や閉塞がみられていることがあり、そのような場合は近い将来に脳梗塞を起こす可能性があります。糖尿病で治療されているかたは、定期的に脳の検査もお勧めいたします。また検査結果次第では、お薬が必要になってきます。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
夜になると騒ぐ
2011年09月20日
認知症になって夜になると騒ぐことがあります。これは認知症にともなう周辺症状のひとつと考えられます。周辺症状は、残存した脳機能の一部が過剰に興奮することによって起こると考えられています。
また夜になると騒ぐ症状がでやすい原因として脱水症も関与していると言われています。まずは水分がしっかりと摂れているかどうか確認してみましょう。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
未破裂脳動脈瘤について
2011年09月17日
くも膜下出血の原因は脳の血管にできた脳動脈瘤の破裂です。脳の検査をすると脳動脈瘤が見つかることがあります。歳をとれば動脈瘤ができる確率が上がりますが、70歳以上の10%に未破裂動脈瘤があるとの報告もあります。一旦破裂してしまうと3分の1の人が亡くなってしまいます。また2親等以内の方に動脈瘤があれば、自身に動脈瘤がある可能性は10%以上あるとの報告もあります。
(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)
神経血管性頭痛
2011年09月16日
片頭痛は、日常生活に支障をきたすほどの激しい拍動性の頭痛です。今までは血管性の頭痛といわれていましたが最近では神経血管性頭痛としてとらえられています。脳幹や脳幹付近のセロトニンの全般的な機能低下を伴う中枢神経疾患と考えられています。