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運動で血圧が下がるメカニズム

2011年10月06日

運動することで高血圧が改善することが報告されています。そのメカニズムとしてインスリン抵抗性の改善が関わっているといわれています。インスリンの分泌が改善することで、血管内皮機能が改善し、腎臓でのナトリウムの再吸収や、交感神経の機能も改善します。運動としては、ウォーキングなどの有酸素運動がよく、週に2回以上の運動が必要です。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


当院の認知症検査データ

2011年10月05日

当院ではMRIを用いてVSRAD検査を行っております。検査の結果では、やはり認知症のある方のほうがVSRADの数値が高い傾向を示しておりました。VSRADは記憶を司る脳の海馬という部位の萎縮の程度を見ています。約100人程度のデータです。認知症疑いの方は早めの検査をお勧めいたします。

 

http://www.kokubu-clinic.jp/cognitive/

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来、物忘れ外来)


尿酸値が高いとどうなるか?

2011年10月04日

尿酸値が高いと痛風関節炎や腎障害などを起こします。痛風は主に足の親指の付け根が腫れてきますが、尿酸が関節にたまることによって起こります。また尿酸が高い人は高血圧を合併することが多いと言われており、心臓や脳の病気を起こすリスクが高くなると言われています。まずは適切な食事と定期的な運動をすることが大切です。


慢性腎臓病(CKD)とは?

2011年10月03日

CKDとはchronic kidney diseaseの頭文字をとったもでで、原因を問わず腎障害を起こしたものを示します。発症の原因としては加齢、高血圧、糖尿病、メタボ、脂質異常症などです。腎機能の低下は、将来透析が必要になることもあり、また脳や心臓の病気との関連も指摘されています。まずは減塩から。


高血圧があると将来認知機能が低下する。

2011年10月01日

高血圧があると将来認知機能が悪化する危険性が高いと報告されています。またアルツハイマー病の進展にも高血圧が関与しているといわれています。高血圧があると動脈硬化が進展しますので、これが脳血流を低下させ、アミロイドβタンパクの排出を抑制したりすることが指摘されています。しかし血圧を下げる薬で、認知機能の低下も抑えられるようです。


先日の「ためしてがってん」と脳過敏について

2011年09月30日

頭痛やめまいや耳なりがあるかたは、脳過敏が原因である可能性があります。若いときに片頭痛もちであった方がなりやすいようです。片頭痛は、頭痛以外にはきけがしたり、光や音過敏がでることが特徴です。通常は20-30代でピークを迎え年とともに減ってきますが、年をとっても脳過敏が残るようです。このような場合に、脳過敏を抑える薬が効果的な場合があるようです。外来診察中に「ためしてがってん」のことについてよく聞かれますのでコメントしておきます。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)


高血圧と全身の臓器の老化

2011年09月29日

高血圧があると、全身の臓器の機能障害が進みます。これは高血圧のメカニズムのレニンーアンギオテンシン系が活性化されるために起こると言われています。このときに、ARBというタイプの血圧の薬を飲むことによって、血圧を下げると共に全身の臓器の老化の進行を抑えてくれることが示されています。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)


椎間板ヘルニアについて

2011年09月28日

腰痛や足のしびれ痛みは椎間板ヘルニアが原因で起こることがあります。椎間板が外に飛び出して神経を圧迫するとこのような症状がみられます。椎間板の弾力性は水分の量と関係があります。年齢と共に水分量が減って弾力性が低下します。しかし運動をして椎間板に定期的に刺激を与えることによって代謝が促進され、椎間板の弾力低下を防ぐことが可能です。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)


高血圧と骨粗しょう症の関連

2011年09月27日

骨粗しょう症は骨折などの原因になりやすく寝たきりになる原因のひとつです。特に女性はホルモンの関係で骨粗しょう症になりやすいです。歳をとって背中が曲がるのは骨粗しょう症が原因です。高血圧になると尿中にカルシウムが流出しやすくなり骨密度の低下や骨折の増加をきたしやすいと報告されています。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)


首こりと筋肉の痛み

2011年09月26日

筋肉の痛みは、皮膚の痛みと違い、鈍い痛みが長く継続するのが特徴です。姿勢が悪いなどの問題で首や肩がこってきますが、これは筋肉に負担がかかり痛みが起こっていると考えられます。

筋肉の痛みは、痛いところではなく関連痛と言って少し離れたところに痛みを引き起こします。例えば首の筋肉が原因で頭痛がきたしたりすることがあります。治療としては、頭痛の治療ではなく、首の治療になります。

 

(香川県高松市国分寺町 こくぶ脳外科・内科クリニック 頭痛外来 物忘れ外来)


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