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後頭部の頭痛に天柱ブロック

2011年08月25日

後頭部の頭痛には、後頭神経痛、緊張型頭痛、頚原性頭痛などさまざまな原因があります。大後頭神経の過敏が原因になっていることが多いですが、ブロック注射が有効なことがあります。天柱とは東洋医学でいうところのつぼに当たりますが、後頭神経がその下を通過しています。

後頭部の頭痛が続く場合は、ブロック注射も選択肢の一つです。


脳の慢性炎症

2011年08月24日

脳に慢性の炎症が継続すると神経細胞が壊れやすくなり、認知症になる確率があがると報告されています。慢性炎症を起こす原因のひとつとして内臓脂肪があります。お腹と脳と関係ないような気がしますが、密接な関係があります。内臓脂肪が溜まると、内臓脂肪からTNFやインターロイキンなどの炎症物質が血管内に放出され、これが脳に届いて炎症を起こしてしまいます。

定期的な運動と野菜魚中心の食事をすることが、脳の炎症を抑えかつ内臓脂肪を減らします。


意識消失

2011年08月23日

急に意識がなくなる原因として、脳からくる場合、心臓からくる場合、迷走神経反射によるものなどがあります。脳からのものは脳卒中によるものやてんかんに伴うものなどがあります。心臓からのものは急な不整脈がでて脳血流が低下して意識がなくなる場合があります。一番多いのは、排尿後や長時間立っていた時など、副交感神経が優位になり血圧が低下して意識を失うものです。意識消失にも原因がさまざまですので、病院で一度相談しましょう。


足のしびれ

2011年08月22日

足がしびれる原因として、脳からくる場合、脊髄からくる場合、末梢神経からくる場合があります。片方の足のみがしびれる場合は末梢神経のヒ骨神経、ヒ腹神経の何らかの障害が疑われます。両側の足の場合は、糖尿病などの代謝障害や循環障害などが疑われます。また太ももの外側のしびれは外側大腿皮神経の障害で起こり、肥満などが原因で神経が圧迫されて起こります。比較的多いしびれの原因です。

しびれといっても原因がさまざまですので、症状が続く場合が病院で相談しましょう。


難治性慢性化頭痛

2011年08月20日

難治性慢性化頭痛は、片頭痛が慢性化したもの、変容性片頭痛、緊張型頭痛が慢性化したもの、慢性連日性頭痛などさまざまなものがあります。1ヶ月に15日以上頭痛が続くものを言います。病院に来られるかたの多くは慢性化頭痛です。

頭痛もちでな人が急に頭痛がはじまり慢性化している場合は、脳脊髄液減少症や特発性頭蓋内圧亢進症などを起こしている場合もあるので注意が必要です。


片頭痛とMRI

2011年08月19日

片頭痛のある方は、脳梗塞になるリスクが高いといわれています。特に前兆を伴う片頭痛のある方、経口避妊薬を使っている方、喫煙習慣のある方は注意が必要です。脳のMRI検査で脳白質病変を起こしやすいといわれており、定期的な脳MRI検査が必要です。脳梗塞を起こす原因として片頭痛に伴う脳血管の炎症反応や、鎮痛薬の影響などが考えられています。


感染症がアルツハイマーを引き起こす?

2011年08月18日

細菌感染がアルツハイマー病の増悪因子になりうるという報告がありますが、現在のところ賛否両論のようです。亡くなったアルツハイマー病の方の脳を調べると多くの方でクラミジアが検出されたとのことです。またヘルペスウイルスもアミロイドの増殖に関与しているのではないかと疑われています。胃潰瘍の原因がピロリ菌であったように、アルツハイマーも感染症が原因である可能性は否定できません。


片頭痛脳について

2011年08月17日

片頭痛のある方は脳と血管に痛覚過敏性があります。これを「片頭痛脳」といいます。例えば片頭痛の方は日常動作で動くと痛みが悪化しますが、緊張型頭痛の方は体を動かしてもかわりないかむしろ楽になります。また片頭痛の方は光や音に過敏となるため、頭痛のときは暗くて静かな部屋で安静にしているほうが楽なようです。片頭痛のあるかたは、市販の頭痛薬でやりすござすに病院で一度診察してもらいましょう。

お問い合わせ:http://www.kokubu-clinic.jp/contact/


メタボで認知症のリスク増大

2011年08月16日

中年期に内臓脂肪の多い肥満にある方は歳をとってから認知症になる確率が高くなると報告されています。原因は内臓脂肪からくる炎症反応を起こす物質が脳に作用して、脳内に老人斑が増えていくのではないかと考えられています。若いときの肥満が歳をとってからの脳に影響を与えるので、若いうちから健康管理をする必要があります。

また歳をとってからは急にやせることが認知症のリスクを上げると報告されています。急に痩せてきた場合は注意が必要です。

 

お問い合わせはこちらから  http://www.kokubu-clinic.jp/contact/


脳脊髄液減少症

2011年08月12日

脳脊髄液減少症は、頭痛、頚部痛、めまい、耳鳴り、視力障害、体がだるいなどさまざまな症状を示します。

原因としては交通事故後に起こるものが有名ですが、スポーツ後によるもの、咳や転倒によるもの、排便などいきんだあとなどにも起こります。脳脊髄液が外に漏れることによってさまざまな症状が起こります。

診断にはMRI検査が有効ですので、疑いのある方は病院で検査しましょう。治療としては、ブラッドパッチが有名ですが、カフェインやテオフィリンなどの飲み薬が有効なことがあるようですのでまずは試してみてもよいのではないでしょうか。

お問い合わせはこちらから  http://www.kokubu-clinic.jp/contact/


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