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頭痛にはMRI検査を。

2011年04月17日

頭痛の原因にはさまざまなものがあり、1次性の頭痛と2次性の頭痛に分かれます。

1次性は片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などに分かれます。2次性のものとして、脳腫瘍やくも膜下出血、脳の血管奇形などがあります。頭痛がある場合は、MRI検査にて2次性のものではないことを確認する必要があります。

原因が明らかになったら、治療を開始することが可能です。

頭痛が継続する場合は、まずは脳の検査をしてみましょう。


眠れない時、寝酒は有効か?

2011年04月16日

不眠の原因にもさまざまなものがあります。寝つきが悪い場合、寝ている途中で目が覚める場合、朝決まって早く目がさめる場合があります。朝早く目が覚める場合は早期のうつ病を起こしている可能性がありますので、早めに病院で相談しましょう。

寝付きが悪い人は、寝酒をすることが多いかと思います。お酒は寝つきをよくしますが、熟睡を妨げてしまします。

睡眠薬は、アルコールと同じ脳の部位に作用して眠りに導きます。寝酒が習慣になっている方はまずはしばらく睡眠薬を飲まれてはと思います。


糖尿病とアルツハイマー型認知症

2011年04月15日

糖尿病がある方は、アルツハイマー型認知症になるリスクが高いと言われています。

アルツハイマーは脳神経細胞の周囲にアミロイドタンパクが溜まっていくことによって、最終的に神経のシナプスや神経細胞自体が壊れていき、物忘れが出てくる病気です。

原因としてはさまざまな報告がありますが、糖尿病のため脳の微小血管が動脈硬化を起こし認知機能が落ちる可能性や神経細胞の糖代謝の異常で神経細胞が死んでいくなどが言われています。

いずれにしても、血糖値の管理が大切です。もの忘れ症状が気になる方は一度脳の検査をしてみましょう。


肩こりと高血圧

2011年04月14日

肩こり首こりをもっている方はたくさんいらっしゃいます。その中で中高年の方で高血圧を伴っていることが比較的多いような印象です。肩こりと高血圧の因果関係は不明ですが、降圧剤を飲んで血圧が下がると肩こりがよくなる方がたくさんいます。

肩こりで困っていて、血圧が高めの方は血圧の薬を始めてみてもよいのではないでしょうか。


軽い頭痛のくも膜下出血

2011年04月13日

くも膜下出血は、今でも命に関わる重大な病気です。通常は今までにないような激しい頭痛と嘔吐を伴い、時には意識がなくなってしまうこともあります。突然死の原因の一つでもあります。

しかし軽い頭痛があるのみの方もあります。最近頭痛があるとのことで来院され頭部MRI検査を行ったところくも膜下出血が確認され、そのまま救急搬送されることがあります。なにもせずにいると、また再出血を起こし、次は意識がなくなるほどの脳出血を起こすことがあります。

軽い頭痛だからといって放置せず、一度病院で脳の検査をしてみましょう。


50代からの脳卒中予防

2011年04月12日

 

最近では若い人でも脳卒中になる方が増えています。原因は肥満や糖尿病や高血圧などの生活習慣病が増えてきているためです。特に高血圧がある場合は定期的な脳の検査が勧められます。症状のでない脳梗塞(かくれ脳梗塞)を起こしている可能性があります。

 

多くの日本人は高血圧があり、薬で血圧をコントロールしています。血圧が高いこと自体にあまり症状がないため、気にせず生活をされているかたもおられますが、きちんと薬を飲むことをお勧めします。というのは、高血圧は脳梗塞を起こす最大の因子だからです。

慢性の高血圧があると、血管の壁に24時間持続的に負荷がかかり動脈硬化を進展させていきます。問題なのは、血圧が高くても症状にあまりでないため、知らず知らずの内に動脈硬化が進んでくることです。その後に脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなってきます。いったん動脈硬化がすすんでしまうと、これを元に戻すことはできないので、早いうちから血圧を下げて動脈硬化を予防することが大切です。ある統計では、血圧が140を超えてくると脳梗塞を起こす率が急に上がってくると報告されています。

歳をとってから対策をしても遅いので、50代から脳の健康管理をしていきましょう。


高血圧と脳卒中

2011年04月11日

慢性の高血圧があるかたは脳梗塞になるリスクが高いです。脳梗塞といえば、手足がしびれる、めまい、ふらつき、言葉がもつれるなどの症状がでるのが一般的ですが、なにも症状のでない「かくれ脳梗塞」ができている場合があります。
MRIの検査をすることで、早期に発見することができます。再発を予防するために食事や運動に気をつける必要があります。


慢性痛

2011年04月09日

痛みには急性の痛みと慢性の痛みがあります。打撲などによる痛みは急性の痛みで炎症反応が関与しています。そのため炎症を抑える薬やシップなどの治療が有効です。

慢性の痛みは、いわゆる長期に続く痛みで脳の中に痛みが記憶されてしまいます。炎症を起こしているわけではないので通常の痛み止めが効きません。自律神経が痛みに関与している場合が多いので、自律神経の興奮を抑えるようなお薬が有効な場合があります。

治り難い痛みが継続する場合は一度病院で相談しましょう。

 


睡眠時無呼吸症候群と脳卒中

2011年04月08日

睡眠時無呼吸になると夜間にいびきがうるさいとか、日中に眠くて仕事がはかどらないなどの問題があります。

それよりももっと大切なことは、睡眠中に呼吸がとまることにより血圧が上昇します。そのことによって脳卒中を起こすリスクが高くなります。いびきも困りますが、脳卒中になると後遺症が残ることもありますので注意が必要です。

まずは病院で簡易検査を行って、必要があればCPAP療法を開始することをお勧めいたします。

こくぶ脳外科・内科クリニックは高松市国分寺町イオンタウン国分寺ショッピングセンターの中にあります。


なぜ頭痛で吐き気がするのか?

2011年04月08日

脳の血管の周囲に三叉神経という神経が巻きついています。片頭痛の場合はさまざまな要因で血管が拡張して、血管周囲の神経が刺激されます。刺激された神経が脳の中の嘔吐中枢を刺激するため、嘔吐が見られます。

頭痛に伴い嘔吐がみられる場合は片頭痛の可能性があります。頭痛のため日常生活に支障をきたす場合は、トリプタンという薬が有効ですので病院で相談してみてください。


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