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アルツハイマー型認知症以外の認知症。

2008年03月23日

認知症の1番の原因はアルツハイマー型認知症ですが、次に多いものに脳血管性認知症があります。
これは、脳梗塞や脳出血などが元にあり認知症の症状を来たす病気です。脳梗塞といえば半身の麻痺や言語障害などを伴うことが多いですが、症状があまりでないものもあります。いわるる「かくれ脳梗塞」といわれるものですが、知らないうちに認知症が進んでしまうこともあります。
物忘れが気になる方は一度脳の検査をすることをお勧めします。また脳梗塞は慢性の高血圧などの生活習慣病が関係していることが多いので、血圧などの薬を飲まれている方は特に注意が必要です。


若い女性に多い片頭痛。

2008年03月16日

日本人の中で片頭痛を起こす方は年間8.4%に見られます。約10人に1人という計算になり、比較的多い病気といえます。 特に20-40歳代の女性に多いと言われています。
頭痛は肩こりやストレスからくるものが多いですが、片頭痛の原因は脳内に増えるセロトニンという神経伝達物質が関係しているといわれています。 特に女性の場合は女性ホルモンの変動が頭痛に関わっており生理の前後に頭痛が起こることが多いようです。
片頭痛の場合はトリプタン系の薬(一般の薬屋さんでは手に入りません)が必要ですので、症状が続く方はご近所の病院にご相談ください。

当院での物忘れ外来

2008年03月02日

当院では物忘れ外来を行っております。
まずは外来に診察に来ていただいて脳の機能評価を致します。またかくれ脳梗塞等ないかどうかMRIで確認いたします。また「ブイエスラッド」という方法で海馬の体積を測定して早期の認知症であるかどうかを評価いたします。その後必要であればアリセプト等のお薬を処方いたします。同時に脳のリハビリテーションを継続的に行って頂いております。早期に診断して治療を行うことで病気の予防が可能です。物忘れが御心配の方はぜひご相談ください。

危険な頭痛 ーくも膜下出血ー

2008年02月24日

頭痛はよくある症状ですが、原因にはさまざまなものがあります。
その中で最も危険な頭痛が、くも膜下出血による頭痛です。くも膜下出血は脳の血管に動脈瘤ができて、それが破裂することにより起こります。一旦出血すると命に関わることがあるため注意が必要です。一般的に患者さんは今までにないほどの激しい頭痛を訴えられますが、一時的な軽い頭痛で終わることもあります。この場合、しばらくしてから大出血を起こして意識不明になることもあります。
アメリカの統計では、頭痛で病院を受診した人の中で、約25%のくも膜下出血が見逃されているようです。しばらくして意識がなくなるような大出血を起こして救急搬送されているそうです。
頭痛が継続している方はあまり軽く見ずに、一度病院で診察を受けてみてください。

4月から特定健診・保健指導が始まります。

2008年01月31日

皆様もご存知のようにメタボリックシンドロームになっている人の数が急増しています。政府はこの数を減らすために4月から新たに健康診査と保健指導をはじめる予定です。対象の方は40歳から74歳の全員です。
健診の内容は、身長・体重測定、腹囲、血圧、血液検査(肝機能検査、血中脂質検査、血糖検査)、尿検査などです。必要に応じて心電図検査などが行われます。今回の健診の特徴は、検査をするだけでなく保健指導があるということです。具体的には、検査の結果をみて20分程度の面接を病院のスタッフが行います。食事指導や運動指導を行い、生活習慣を見直すきっかけにして頂きます。
男性の3人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームと言われています。メタボリックシンドロームの状態が続くと、動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。この機会に健診を受けられて生活習慣を変えるきっかけにして頂ければと思います。


新しいホームページ

2007年12月04日

新しいホームページを開設しました。
頭痛外来、物忘れ外来、脳卒中外来など主に専門外来についてまとめています。興味のあるかたはのぞいてみてください。

http://www.nishitakamatsu.jp/NOUGEKA/index1.htm

インフルエンザ予防接種

2007年11月21日

今年は例年より早くインフルエンザが流行しているようです。
早めの予防接種をお勧めします。
特に子供と高齢者の方は必ず予防接種をしてください。
予防接種をしておくことで、インフルエンザにかかっても症状が軽く済みます。

琴電バス停留所新設の御案内

2007年11月16日


11月1日よりメディカルビルの前に琴電バスの停留所ができました。
名前は郷東橋西メディカルビルイーア前です。
バスで来られる方は病院の前で降りれますので、ご利用ください。



メタボリックシンドロームが気になる方へ。

2007年09月09日

メタボリックシンドロームとはどんなものか?

肥満をベースに糖尿病、高血圧、高中性脂肪血症を合併したものです。肥大化した脂肪細胞が原因となっています。脂肪細胞がエネルギーを蓄積して、過剰に肥大化してしまいますと、それ以上エネルギー成分を取り込めなくなります。
その結果、中性脂肪や血糖が高くなります。脂肪細胞への血流えお抑えるため血管を収縮させ血圧が上がります。
いずれにしても過剰になっているエネルギーを減らす必要があります。
食事ではカロリーを減らす必要がありますし、運動でカロリーを消費する必要があります。

めまい?のある方へ。

2007年09月06日

めまいの症状として、1)回転性と、1)動揺性があります。回転性とは目の前がぐるぐると回ってしまうめまいで、時に吐き気を伴います。動揺性とは、目の前がゆれるような感じです。また原因として、大きく分けて耳鼻科的な疾患と脳外科的な疾患があります。回転性のももののなかに、小脳梗塞やある種の脳腫瘍がある場合がありますので、一度脳の精査をすることをお勧めします。
特に高齢者のかたは、脳梗塞でめまいを起こすことが多いといわれています。脳からくるめまいは生命に危険を及ぼす可能性もありますので、早めに検査をしましょう。


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