当院でコロナ禍の新たな取り組みとして実施したWeb体操が、令和2年10月17日MHK放送の「ギュッと！四国」に特集として取り上げられました。
当院のデータではコロナで自粛された方は、自粛しなかった方と比べて有意に体力の低下を認めました。
そのため、自粛しながらでも体力が低下しない方法としてWeb会議アプリ「ZOOM」を使用した体操を開催しました。
当初は、インターネットへの理解や関心があまり無い方に進めるということが非常に難しく、なかなか普及しませんでしたが、一人ずつ丁寧に環境整備を行うことで少しずつ利用者が増えてきました。
また、最新の知見では認知症の方にもテレビ電話等の会話を行うことで認知症の進行予防になるというデータも見られるようになっています。
自宅で閉じこもりがちになりやすい現状ですが、様々な手段や方法を使って、地域医療・福祉をより良くしていきたいと思います。